トヨタの人気ミニバン アルファード(30系)の中でも人気が高いグレードがS“Cパッケージ”です。この記事ではアルファードS“Cパッケージ”の概要や魅力を解説するとともに後付けできるオプションについても紹介します。30系アルファードS“Cパッケージ”の中古車を検討している方や、すでに所有していて更に使い勝手を高めよくしたいと考えている方はぜひご覧ください。
30系アルファードの後期S“Cパッケージ”とは?装備の特徴や中古車市場の評価を解説

人気は健在!30系アルファード後期S“Cパッケージ”とは?
30系アルファード後期S“Cパッケージ”は、エアロタイプの30系アルファードの後期型(2017年12月発表、2018年1月発売以降のモデル)の人気グレードです。また、中古車市場でも人気が高く、リセールバリューが高いことも特徴となっています。
これほどまでにアルファードS“Cパッケージ”の人気が高い理由は、上級グレード(SCグレード)とほぼ同等の装備でありながら、SCよりも手が届きやすい価格で維持しやすいグレードとなっているためです。
搭載されるエンジンは、SCが3.5L V型6気筒となりますが、S“Cパッケージ”が2.5L直列4気筒となります。また、SCに搭載される3.5 V型6気筒エンジンの使用燃料は無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)であるのに対し、S“Cパッケージ”の2.4L直列4気筒エンジンの使用燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
このような違いがあることから、SCグレードとSCパッケージでは、燃費、自動車税種別割、燃料費といった維持費も異なります。
このようなことから、30系アルファード後期S“Cパッケージ”は、販売が終了した現在でも高い人気を維持し続けています。
他グレードや前期モデルとの違いを解説
人気が高いことやSCグレードとほぼ同等の装備であることがわかったところで、具体的にどのような違いがあるのか見ていきましょう。ここでは、30アルファード後期S“Cパッケージ”と前期型・他グレードとの違いをまとめて紹介します。
30系アルファード(エアロタイプ)比較 | ||||||
グレード | 30系後期 S“Cパッケージ” | 30系後期 S“Cパッケージ” | 30系後期 SC | 30系後期 S”Aパッケージ” | 30系後期 S | 30系前期 S“Cパッケージ” |
エンジン | 2.5L 直4 | 3.5L V6 | 3.5L V6 | 2.5L 直4 | 2.5L 直4 | 2.5L 直4 |
ホイール | 18インチ(切削光輝+ブラック塗装) | 17インチ(スパッタリング塗装) | 18インチ(切削光輝+ブラック塗装) | 18インチ | 18インチ | 18インチ(切削光輝) |
エクステリア | エアロ専用フロントバンパー・リヤバンパー・サイドマッドガード | |||||
ヘッドランプ | 2眼+LEDクリアランスランプ | 3眼+LEDクリアランスランプ(イルミネーション [デイライト]機能付)+LEDシーケンシャルターンランプ(フロント)+LEDコーナリングラ | 2眼+LEDクリアランスランプ | ブラックエクステンション+LEDクリアランスランプ(イルミネーション [デイライト]機能付)+LEDコーナリングランプ) | ||
インストルメントパネル | メタルウッド+スパッタリング | シルバー木目調+スパッタリング | メタルウッド+スパッタリング | メタルウッド+シルバー塗装 | 黒木目調+スパッタリング | |
オプティトロンメーター | ガソリン車用(エアロ専用)二眼メーター(ヘッドアクセント) | Exective Lounge専用 | ガソリン車用(エアロ専用) | ガソリン車用(エアロタイプ)二眼メーター | ||
4本スポークステアリングホイール | 本革巻き+メタルウッド | 本革巻き+シルバー木目調 | 本革巻き+メタルウッド | 本革巻き | 本革巻き+黒木目調 | |
シート表皮 | 合成皮革 | プレミアムナッパ本革 | 合成皮革 | ファブリック | ファブリック+合成皮革 | |
コンソールボックス | 大型ハイグレード (メタルウッドリヤエンドボックス付) | 大型ハイグレード (シルバー木目調リヤエンドボックス付) | 大型ハイグレード (メタルウッドリヤエンドボックス付) | ハイグレード | スタンダード | 大型ハイグレード(木目調リヤエンドボックス付) |
上級の一覧からもわかるように、30系アルファード後期S“Cパッケージ”と30系アルファード後期SCの主な装備は同じです。
ただし、ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント)やシーケンシャルシフトマチックは異なります。フロントブレーキのサイズは、SCが17インチ、S“Cパッケージ”が16インチです。シーケンシャルシフトマチックは、SCが8速となりますがS“Cパッケージ”は7速スポーツとなります。
前期型と後期型では、エクステリアデザインやインテリアカラー、メーターデザイン、ホイールデザインやカラーリング、シート表皮に違いがあります。
後期型ではエクステリアデザインが洗練され、インストルメントパネルのカラーや合成皮革シートなどが変更となったため、質感や雰囲気が変わりました。
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30系アルファード後期S“Cパッケージ”の内外装
30系アルファード後期S“Cパッケージ”の外装や内装を写真とともに紹介します。
【エクステリア】
【インテリア】
【メーター】
30系アルファード後期S“Cパッケージ”の新車価格と中古車購入時の相場
30系アルファード後期S“Cパッケージ”の新車価格と中古車購入時の相場を見てみましょう。
【新車価格(2018年1月発売時点)】
30系アルファード後期S“Cパッケージ”2WD:436万2,120円(税込)
30系アルファード後期S“Cパッケージ”4WD:461万1,600円(税込)
【中古車購入時の相場(2024年8月時点)】
総支払い額:400万円台後半〜
※車両によって価格および支払総額は異なります
新車価格と中古車購入時の相場を比べると、新車販売価格に近い中古車が多く出回っていることがわかります。このようなことからも、30系アルファード後期S“Cパッケージ”の人気の高さやリセールバリューのよさがわかります。
参考:トヨタ認定中古車「アルファード」
30系アルファード後期S“Cパッケージ”のオプション
30系アルファード後期S“Cパッケージ”のオプションには、どのようなアイテムがあるのでしょうか。
ここでは、中古車購入時に必ず確認しておきたい人気メーカーオプションと後付けができる人気ディーラーオプションについて紹介します。
中古車購入時は要確認!人気のメーカーオプション
- デジタルインナーミラー
- アクセサリーコンセント(AC100V・100W)
- おくだけ充電
- 本革シート
- T-Connectナビ+JBLオーディオシステム
- 12.1型リヤシートエンターテインメントシステム(VTR入力端子、HDMI入力端子付)
など
これらのメーカーオプションは基本的に後付けができない装備です。希望する装備がある場合は、中古車購入前に装着されているか確認しましょう。
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非常電源の重要性を痛感した停電の経験から、1500Wのコンセントを後付け。
後付けOK!人気のディーラーオプション
- サイドバイザー
- フロアマット
- 12.1インチ後席ディスプレイ
- バックガイドモニター
など
これらの装備は、ディーラーオプションとなっているため後付けすることが可能です。
中古車購入時に知っておきたいトヨタ公式のアップグレードサービス
30系アルファードには、さまざまなオプションが設定されているため、中古車で理想とするアルファードを見つけるのが難しいことがあります。
例えば、基本的に後付けすることができないメーカーオプションを重視すると、欲しいディーラーオプションが装着されていないといったケースが考えられます。そのため、理想とする中古車を見つけるのは至難の業といえるでしょう。
このようなときは、トヨタ公式のメーカーオプションやディーラーオプションを後付けできるKINTO FACTORYで装備を追加やアップグレードができるか確かめてみることをおすすめします。
≫30系アルファードのトヨタ公式アップグレードアイテム一覧はこちら
トヨタ自動車公式??KINTO FACTORYとは?
KINTO FACTORYでは、トヨタ・レクサス・GRの純正オプションを、正規販売店で「後付け」ができるアップグレードサービスをトヨタ自動車公式で提供しています。
本来であれば新車注文時にしか選択することができなかった装備や純正アイテムなどを、すでに所有しているクルマや中古で購入した車両に後付けすることが可能です。
また、長く乗り続けて経年劣化が気になってきたパーツを新品へ交換したり、もっと運転が楽しくなるソフトウェアアップデートも提供したりしています。
KINTO FACTORYでは、30系アルファードの後付けアイテムを多数取り揃えているため、欲しかったアイテムを見つけられるかもしれません。
便利な給電装置や安全装備も後付け可能!メーカーオプションなどの後付け
KINTO FACTORYでは、メーカーオプションの後付けを提供しています。また、どのアイテムもメーカー純正部品を使っているため、安心して取り付けられることもKINTO FACTORYの特徴です。
後付けアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)
アルファード・ヴェルファイア(30系)にアクセサリーコンセントを後付けするサービスです。最大消費電力1500Wまでの電化製品を使用できます。災害などによる非常時に電力が必要なときに給電できる便利なアイテムです。なお、施工はハイブリッド車となります。
後付けブラインドスポットモニター(BSM)/リヤクロストラフィックアラート(RCTA)
アルファード・ヴェルファイア(30系)にトヨタ純正のブラインドスポットモニター(BSM)を後付けするサービスです。また、メーカーオプションナビ装着車両はリヤクロストラフィックアラート(RCTA)機能を使用できます。
本革ステアリング交換
アルファード・ヴェルファイア(30系)のステアリングホイールをトヨタ純正の本革巻きのステアリング(ハンドル)に交換するサービスです。長年使用したことで劣化してしまったステアリングホイールを新品に交換することで車内空間をリフレッシュすることができます。
また、本革ステアリングホイールのみならず、茶木目調、メタルブラウンウッド、メタルウッド、ステアリングヒーター装着車両向け(茶木目調、メタルブラウンウッド、メタルウッド)とバリエーションも豊富です。好みのタイプへのカスタムを楽しむこともできるサービスとなっています。
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やっぱり純正が安心!中古車購入後におすすめのディーラーオプション
中古車を購入した際に、社外品で必要な装備を追加するという方も多いでしょう。しかし、「やっぱり純正部品がいい」や「純正パーツじゃないと不安」という方もいるのではないでしょうか。このようなときは、KINTO FACTORYでアップグレードすることをおすすめします。KINTO FACTORYで用意しているアイテムは次のとおりです。
室内LEDバルブセット(室内LEDルームランプセット)
標準装備のバルブをトヨタ純正の高精度LEDに交換することで、室内をより明るく照らします。バニティランプには肌映りを考慮して暖色系のLEDを採用。より上質な室内空間を演出します。
パワースライドドア速度UP(クイックドア)
ソフトウェアを書き替えることで、アルファード・ヴェルファイア(30系)のパワースライドドアの開閉速度をアップさせます。また、施工範囲を両側・片側(運転席側または助手席側)から選ぶことが可能。用途に応じて必要なドアだけ速度アップすることもできます。
≪関連ページ≫
他のアルファードよりも早くスライドドアが早く閉まるのが優越感です

【施工前後のドア開閉時間の違い】
開け方向:施工前 4.7秒 → 施工後 3.7秒(▲1.0秒)
閉め方向:施工前 6.3秒 → 施工後 4.7秒(▲1.6秒)
※上記の数値は最大となります。車両状態によって多少の変動があります
※速度変化は作動開始後/作動終了前の一定区間で変化(速度アップ)します。挟み込みなどが考えられる閉まる前の一定区間は施工前と同速度となります
ステップライト(後期モデル)
スライドドアを開けたときに白い灯りで足元を照らし、閉めたとき自動消灯します。夜間の乗降時にしっかり足元を照らすため、安心して乗り降りできます。
30系アルファードのアップグレードをするならKINTO FACTORYがおすすめな理由
30系アルファードのオーナーの中には、長く乗りたいためにリフレッシュしたいという方や、もっと便利にしたいと考えている方もいるでしょう。また、中古の30アルファードを検討していて、欲しい装備があるものの、狙っている中古車に装着されていないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
このようなオーナーの思いや中古の30系アルファードを検討している方に向けて、KINTO FACTORYでは後付けできる便利なアイテムを多数取り揃えています。
30アルファードをリフレッシュしたい、もっと利便性を高めたい、装備を追加したい、といった思いや希望があるときは、メーカー純正パーツを使用するKINTO FACTORYでアップグレードすることをおすすめします。