30系プリウスは「ワンモーションフォルム」と呼ばれるデザインで、フロントからリアにいたるまで、凹凸が少なく流れるようなシルエットのボディラインが人気でした。対する50系プリウスはボンネット、キャビン、トランクとハッキリと分かれ、よりセダンに近いシルエットとなっています。30系プリウスの三角形の頂点がリア側にあるのに対して、50系ではフロント寄りになっています。30系のプリウスから50系プリウスに乗り換えたユーザーは、そのフォルムに物足りなさを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、50系プリウスの車高をダウンサスで“ちょい下げ”することによって50系プリウスをシャープで低重心なフォルムに変化させる方法を解説します。また、ダウンサスのメリットやデメリット、車高調との違い、ダウンサスと車高調のどちらが良いのかということについても解説していますので、50系プリウスの車高を下げたいと考えている方は参考にしてみてください。
50系プリウス|ダウンサスで車高を下げてスタイリッシュに!ダウンサスと車高調の違いも解説

50系プリウスの車高を下げるとスタイリッシュになる!
50系プリウスは、プリウス伝統のトライアングルシルエットを進化させ空力性能を高めたクーペのようなスタイリングが特徴のハイブリッド専用モデルです。
スタイリッシュなプロポーションが魅力であるものの、ボディとタイヤの隙間が大きく、クーペライクなスタイリングをスポイルしてしまっているという声を聞くことがあります。
そこでおすすめなのが、ダウンサスを使って車高を適度に下げるカスタムです。ダウンサスで車高を適度に下げることで、50系プリウスのスタイリッシュなプロポーションをより引き立てることができます。
また、ダウンサスを使って車高を適度に下げるカスタム事例が多く存在していることからも、50系プリウスの車高を下げたいという需要が高いといえるでしょう。
では、サスペンションユニットのスプリング(バネ)を変更するダウンサスと、スプリング+ショックアブソーバーを交換する車高調には、どのような違いがあるのでしょうか。
50系プリウスの車高下げた様子(画像付き)
シャープで引き締まった印象になりますね!

ダウンサスと車高調の違いとは?メリット・デメリットも紹介
クルマの車高を下げるカスタムとして知られるサスペンションユニットの変更・交換には、「ダウンサス」と「車高調」があります。
ここからは、ダウンサスと車高調の違い、それぞれのメリットとデメリットをまとめて紹介します。
ダウンサスと車高調の違いとメリット・デメリット | ||
ダウンサス | 車高調 | |
特徴 | スプリング(バネ)の変更 | スプリング(バネ)とショックアブソーバーの交換 |
コスト | 車高調より安い | ダウンサスより高い |
メリット | 低コストで車高を下げられる | スプリングとショックアブソーバーのバランスが取れている(理想とする乗り心地を手に入れられる) |
デメリット | スプリングとショックアブソーバーの組み合わせによって乗り心地が悪くなる場合がある | ダウンサスより高額になる |
主に上記の一覧のようなメリットやデメリットがあります。手軽に車高を下げたい場合やスタイリングを重視する場合はダウンサスがよいといえるでしょう。一方、スタイリングだけでなく、走行性能や乗り心地も重視するのであれば車高調の方がおすすめです。
ダウンサスの買い方と取り付け方
手軽に車高を下げられるダウンサスは、純正オプションを取り付ける方法と、社外品を選ぶという方法があります。それぞれの買い方と取り付け方は次のとおりです。
【純正ダウンサスの購入方法と取り付け方】
- 買い方:正規販売店で購入
- 取り付け方法:正規ディーラーで取り付け
【社外品ダウンサスの購入方法と取り付け方】
- 買い方:カスタムショップやカー用品店などで購入
- 取り付け方法:カスタムショップやカー用品店などに取り付けを依頼する、自分でスプリング交換をする
ダウンサスを自分で取り付ける場合は、クルマに関する知識だけでなく、各パーツの脱着に必要な工具が必要となります。必要な工具などが用意できない場合には、カスタムショップやカー用品店、整備工場などに取り付けを依頼しましょう。
ダウンサスを正しく取り付けることができなかった場合、走行中に部品が外れ、事故を起こしてしまう可能性があります。クルマの走行に影響するダウンサスの脱着する際は、手順を守り、脱着に必要となる適正なツールを使って、正しく取り付けましょう。
ダウンサスと車高調で悩んだとき(50系プリウス)
ここまで、ダウンサスの特徴や購入方法・取り付け方法などについて解説してきましたが、ダウンサスと車高調のどちらの方が合っているのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
ダウンサスと車高調で悩んだときは、予算と目的に応じてどちらにするか決めるとよいでしょう。
コストパフォーマンスや見た目を重視するのであれば、ダウンサスがおすすめです。ダウンサスなら、低コストで車高を下げることができるため、スタイリングを手軽に向上させることができます。
一方、見た目だけでなく、走行性能も重視するのであれば、車高調がおすすめです。車高調は、スプリングとショックアブソーバーを交換するため、好みの乗り心地にできるだけでなく、スタイリングも向上させることができます。
もし、予算はあるものの、どちらにすればよいのかわからないときは、車高調を選んでおくとよいでしょう。車高調であれば、スプリングとショックアブソーバーのバランスが取れているため、乗り心地や走行性能を犠牲にすることなく車高を下げることができます。
相性の心配がない純正カスタムならKINTO FACTORY
クルマとの相性やバランスを考慮したカスタムをしたいのであれば、トヨタ公式のカスタム・アップグレードを提供している「KINTO FACTORY」のアップグレードセレクションがおすすめです。
KINTO FACTORYアップグレードセレクションのカスタムパーツやアップグレードメニューは、トヨタ純正の部品を使い、正規販売店で取り付け・施工を行うため、安心して取り付けることができます。また、メーカー保証も付帯していることも大きな特徴です。
ここで、50系プリウスのKINTO FACTORYアップグレードセレクションを紹介します。
50系プリウスの走行安定性を手軽にアップグレードできる「士別フィン」
シート状のフィン(縦40mm、横80mm、厚さ3mm(台座部分を含めると4mm)ほど)を、車両の底面へ16枚貼り付けることにより、走行安定性のアップグレードを実現するカスタムアイテムです。
50系プリウスの革ハンドルの剥がれを格安でリフレッシュする本革ステアリング交換
トヨタ純正の本革巻きのステアリング(ハンドル)に交換するカスタムです。長年の使用により劣化してしまったステアリングホイールを新品に交換することで車内空間をリフレッシュすることができます。
後付けアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)
アクセサリーコンセントを2ヶ所(センターコンソールボックス外側・ラゲージルーム)に後付けするカスタムです。災害などによる非常時に電力が必要なとき給電できるアイテムとなっています。
50系プリウス後付けアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)の詳細はこちら
後付けブラインドスポットモニター/リヤクロストラフィックアラート
トヨタ純正のブラインドスポットモニター(BSM)を後付けするカスタムです。メーカーオプションナビ装着車両はリヤクロストラフィックアラート(RCTA)機能も使うことができます。
後付けブラインドスポットモニター/リヤクロストラフィックアラートの詳細はこちら
後付けパーキングサポートブレーキ(静止物)[インテリジェントクリアランスソナー]
アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与する「システムパーキングサポートブレーキ(静止物)」を後付けするカスタムです。
後付けパーキングサポートブレーキ(静止物)[インテリジェントクリアランスソナー]の詳細はこちら
ホイールキャップ交換(15インチプリウスPHEV仕様)4枚セット
プリウス(50系)のホイールキャップをプリウスPHEVのホイールキャップに交換するカスタムです。
ホイールキャップ交換(15インチプリウスPHEV仕様)4枚セットの詳細はこちら
プラスサポート用スマートキー (急アクセル加速抑制)
障害物のない場所で踏み間違いをしたときにクルマの加速を抑制する「プラスサポートキー」に変更するカスタムです。
プラスサポート用スマートキー (急アクセル加速抑制)の詳細はこちら
最後にKINTO FACTORYについて紹介します。
KINTO FACTORYってなに?サービスの利用方法や施工場所について
KINTO FACTORYとは、既に購入されユーザーが保有している車の安全装備や便利機能を最新化し、これまで後付けができなかった新車工場装着のメーカーオプションを後付けすることができるサービスです。その他にも「86 REFRESH サービス」のように低年式多走行により経年劣化した機能や、内装をリフレッシュ、リフォームするサービスも展開しています。
トヨタ、レクサス、GRのブランドを展開しており、その全てがトヨタ自動車のメーカー品質で提供されメーカー保証が付帯します(※)。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトから24時間でき、夜間や販売店の定休日なども申し込みが可能です。WEBサイトで申し込みを行い部品手配が完了した後、指定した販売店に車両を持ち込み施工する流れとなります。メーカー純正部品で施工することに加え、レクサス販売店の整備品質で施工できるので安心です。
※車種ごと、商品ごとに保証期間、保証内容が異なります
「KINTO FACTORY」を運営するKINTOはメインの事業がサブスクリプションの提供ですが、「KINTO FACTORY」はKINTOで契約したサブスク車両以外の車も施工可能です。
サービス対象車種はこちらからご確認いただけます。
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