トヨタのロングセラーモデルであり、世界各国で人気のカローラシリーズには、カローラ、カローラ ツーリング、カローラ スポーツ、カローラ クロスと4種類のボディタイプがあります。今回は、カローラシリーズに採用されているメーターに焦点を当て、それぞれの特徴を解説します。また、2022年10月の一部改良から採用されたTFTメーター(12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ)とは何か、メーターのデザインを変更したい場合にはどうしたらよいのかなど、メーターに関するよくある悩みについても解説していますので、カローラシリーズのメーターについて調べている方は参考にしてみてください。
カローラシリーズのメーター解説|表示の切り替え方法や交換について解説

カローラシリーズのメーターの種類
カローラシリーズに採用されているメーターは、各モデルやグレードによって異なりますが、次の3種類のうちのいずれかです。
- 12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- 7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
では、各モデル・グレードに標準装備されるメーターを見ていきましょう。
カローラのメーター
カローラに標準装備されるメーター | |||
グレード | W×B | G | X |
メーターの種類 |
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メーターのイメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
カローラ ツーリングのメーター
カローラ ツーリングに標準装備されるメーター | |||
グレード | W×B | G | X |
メーターの種類 |
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メーターのイメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
カローラ スポーツのメーター
カローラ スポーツに標準装備されるメーター | |||
グレード | G"Z” | G | G"X” |
メーターの種類 |
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メーターのイメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
カローラ クロスのメーター
カローラ クロスに標準装備されるメーター | |||
グレード | Z | S | G/G"X” |
メーターの種類 |
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メーターのイメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
メーターレイアウトの種類や表示の切り替え方法
カローラシリーズのメーターは、グレードによって異なるだけでなく、メーターのタイプによってレイアウトも異なります。また、ステアリングスイッチ操作も基本的な操作方法は同じですが、操作できる内容が異なります。
ここからは、各メーターごとのレイアウトの種類やステアリングスイッチによる表示切り替えなどを解説します。
12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
TFTメーターと言われる12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイは、2022年10月の一部改良から採用された最新のメーターで、4つのテイスト(Casual/Smart/Tough/Sporty)と3つのレイアウトの中から、好みに合わせて表示を変えられるメーターです。マルチインフォメーションディスプレイは、同時に複数の情報が見られるよう、左/中央/右の3種類を表示します。
◆メーターレイアウトの種類
- 4つのテイスト(Casual/Smart/Tough/Sporty)
- 3つのレイアウト(0眼/1眼/2眼)
◆メーターの切り替え方法
A:左右でマルチインフォメーションディスプレイの切りかえ、上下で表示項目の切りかえ・ページ送り・カーソル移動
B:短押しは決定、長押しはリセット/詳細項目表示
C:ひとつ前の画面にもどる
D:電話の発着信・履歴表示
◆ナビゲーション
- マルチインフォメーションディスプレイ内表示あり
- 表示内容:目的地案内、コンパス
◆ディスプレイ表示のレイアウト
A:コンテンツ表示エリア
B:走行支援システム表示エリア
7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイは、タコメーター、アナログスピードメーター(ガソリン車)、ハイブリッドシステムインジケーター(ハイブリッド車)を、Casual/Smart/Sportyの3つのテイストで表示します。マルチインフォメーションディスプレイの中央に情報を集約したシンプルなメーターです。
◆レイアウトの種類
- 3つのテイスト(Casual/Smart/Sporty)
- 2つのレイアウト(タコメーター/アナログスピードメーターまたはハイブリッドインジケーター)
◆メーターの切り替え方法
A:上下でメニューの切り替え、左右で表示項目の切りかえ・ページ送り・カーソル移動
B:短押しは決定、長押しはリセット/詳細項目表示
C:ひとつ前の画面にもどる
D:電話の発着信・履歴表示
◆ナビゲーション
- マルチインフォメーションディスプレイ内表示あり
- 表示内容:目的地案内、コンパス(ヘッディングアップ表示)
◆ディスプレイ表示のレイアウト
A:コンテンツ表示エリア
B:走行支援システム表示エリア
アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイは、2眼アナログメーターの間に高精細のTFTカラー液晶画面を配置したメーターです。ドライブモードに応じて、マルチインフォメーションディスプレイの背景色が変化します。
◆マルチインフォメーションディスプレイの切り替え方法
A:左右でメニューの切りかえ、上下で表示項目の切りかえ・ページ送り・カーソル移動
B:短押しで決定、長押しでリセット/詳細項目表示
C:ひとつ前の画面にもどる
◆ディスプレイ表示のレイアウト
A:走行支援システム表示エリア
B:コンテンツ表示エリア
カローラシリーズのメーター交換は可能?
メーターは、やむを得ない理由がない限り交換することはできません。
メーターの不具合により表示できなくなったり、何らかのトラブルにより正しく機能しなくなったりした場合は、正規販売店で修理や交換をしてもらいましょう。
自分で交換してしまうとメーター改ざん車となり、場合によってはメーター交換を隠していたとして、トラブルに発展する可能性があります。そのため、メーターは自己判断で交換しないようにしましょう。
純正メーター以外の表示をさせたいときは、メーターを後付けする場合が多いです。もし、メーターを後付けするときは、取り付け位置などに注意しましょう。
メーターのデザインはKINTO FACTORYで変更可能!
標準装備されているメーターのデザインを変更したい場合は、トヨタ自動車が公式に提供しているアップグレードサービス、KINTO FACTORYでアップグレードしましょう。KINTO FACTORYでは、カローラシリーズのメーターデザインアップグレードを限定デザインで用意しています。
◆【カローラ クロス】メーターデザインアップグレード(12.3インチTFTカラーメーター)
KINTO FACTORYのアップグレードは、トヨタの正規販売店に来店し、ソフトウェアの書き換えを実施することで簡単にアップグレードすることが可能です。勿論、メーカー保証も付帯しており安心して利用でします。さらに、価格は、部品代・工賃・保証が含まれているため、取り付け時に別途費用を請求される心配もありません。
そのため、カローラシリーズのメーターをアップグレードしてデザイン変更したいのであれば、メーカー純正パーツを使用し、保証まで付帯しているKINTO FACTORYがおすすめなのです。
TFTメーターのメーターデザインアップグレード
新型カローラクロス Zグレードに採用されたTFTメーター(12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ)装着車を対象に、デフォルト4デザインに加え、KINTO FACTORY限定の、フォントなど細部までこだわった個性的な2デザインを追加できます。
ギアのギミック感やレトロ感を楽しめるClassic Gear(クラシックギア)、シンプルな高級感を徹底的に追求したMetallic(メタリック)の2デザインを追加できます。
運転シーンに合わせたデザインの切り替えにより特別な室内空間を演出します。
あなたもこの機会にKINTO FACTORYでメーターデザインの変更をしてみてはいかがでしょうか。