「アクセサリーコンセントの使い方が知りたい」 「そもそもどんな時にどんな電気製品が使えるの?」 「アクセサリーコンセントの後付けはできる?」
トヨタの電気自動車やハイブリッド車を所有している人の中でこのように感じている方も多いと思います。
「アクセサリーコンセント」とは、電気自動車やハイブリッド車の大容量バッテリーを利用し、AC100Vで消費電力の合計が1500W以下の電気製品を使用できる機能です。
本記事では、そんな便利なアクセサリーコンセントの使い方を分かりやすく解説します。
さらに、アクセサリーコンセントを後付けできるサービス「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」をご紹介。
ぜひ最後まで読んでいただき、日常を豊かにし、非常時に大活躍する「アクセサリーコンセント」を最大限活用してください。

「アクセサリーコンセント」と「非常時給電システム」の使い方

トヨタの電気自動車やハイブリッド車で給電可能な車種のなかでも、アクセサリーコンセントに「非常時給電システム」が付帯した車種が存在します。
「非常時給電システム」が付帯していれば、車両の走行機能を停止した状態でもアクセサリーコンセントから給電が可能です。
そこでこの項では、以下について解説します。
- 「アクセサリーコンセント」の使い方
- 「非常時給電システム」の使い方
「アクセサリーコンセント」の使い方
非常時給電システム非搭載のアクセサリーコンセントは、パワースイッチをONにし「READY」インジケーターが点灯している状態でのみ使用可能です。
走行中にPCやタブレットを充電したり、同乗者が1500W以下の電気製品を使用したりできます。
具体的な使い方は以下の通りです。

①パーキングブレーキがかかっていることを確認し、ブレーキをしっかりと踏みながらパワースイッチを押してください。
②READYインジケータ―が点灯したことを確認し、AC100Vスイッチを押してください。作動表示灯が点灯し、使用可能な状態になります。(AC100Vスイッチを押すたびにコンセントのON/OFFが切り替わります)
③フタを開けて、電気製品の電源プラグをコンセントの奥までしっかり差し込んでください。
アクセサリーコンセントは「TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」で、後付けや増設することができます。
「ハイブリッド車なのにアクセサリーコンセントがついていない」「大人数で使用したいので数を増やしたい」とお考えの方は、ぜひご検討ください。
「非常時給電システム」の使い方
アクセサリーコンセントに非常時給電システムが搭載されていれば、車両の走行機能を停止した状態でも給電が可能です。
この機能があれば、災害時に停電し自宅の電気が使用できない時でも、最大5日間車両から給電することができます。
具体的な使用方法は以下の通りです。

①ブレーキを踏まずに、パワースイッチを2回押して、「イグニッションON」状態にします。
②READYインジケーターが点灯していないことを確認し、AC100Vスイッチを3回連続で押してください。
③マルチインフォメーションディスプレイに非常時給電モードの説明が表示されたら起動完了となります。
④フタを開けて、電気製品の電源プラグをコンセントの奥までしっかりと差し込んでください。
アース線のある電気製品を使用するときは、ラゲージルームのコンセントを使用し、市販の変換アダプターを使用してアース線を変換アダプターのアース端子に接続してください。
※ラゲージルーム内のコンセントがない車種もあります。 ※接地極付きコンセントがない車種もあります。その場合は、アース線をアース端子に接続してください。
「トヨタの給電」は4種類

先ほどからお伝えしているように、「トヨタの給電」とは、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車など、大容量バッテリーを備えたトヨタ車から給電できるシステムです。
もしもの非常時や、キャンプ、日常のあらゆるシーンで車に設置されたコンセントから電気を得ることができます。
そんな「トヨタの給電」は、細かく分けると以下の4種類です。
- ①アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)/非常時給電システム付
- ②アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)
- ③AC外部給電システム(ヴィークルパワーコネクター)
- ④DC外部給電システム
それぞれ詳しく解説します。
①アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)/非常時給電システム付
アクセサリーコンセントは、AC100Vのコンセントから最大1500Wまでの消費電力の電気製品が使用できます。
さらに、非常時給電システムが付帯している車種であれば、上項で解説した方法でパワーOFFの状態でも車から最大5日間給電が可能です。
車外で電気製品を使用する際、車内に設置されたコンセントから給電するわけですが、車内への雨や虫などの侵入を防ぐ「外部給電アタッチメント」に対応した車種もあり、非常に便利です。
「外部給電アタッチメント 」対応車種(2025年3月時点) アクア・アルファード・ヴェルファイア・クラウン・クラウン(エステート)・クラウン(スポーツ) ・シエンタ ・bZ4X ・プリウス、MIRAI、ヤリス、ヤリスクロス、RAV4 |
「外部給電アタッチメント」の使用方法は以下の通りです。
②アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)
先述の、非常時給電システムが付帯しない、アクセサリーコンセントのみが使用できる車種も存在します。
その場合、パワーONの状態でしか給電できません。
非常時やアウトドアなど、長時間の給電は難しいものの、走行中にPCやタブレットを充電したり、電気ケトルでの湯沸かしなど一時的な使用なら十分に活躍してくれます。
従来のシガーソケットよりも大きな電力を供給できるので、より快適なカーライフを送ることが可能です。
アクセサリーコンセントの使い方はこちら
③AC外部給電システム(ヴィークルパワーコネクター)
車外にある普通充電インレットに専用変換アダプタを差し込むことで、パワーOFFの状態でも電気製品に給電できるシステムです。
非常時給電システムとの最大の違いは、電源が車外から取れることです。
車の窓を完全に締め切り、施錠した状態で給電できるので、雨や虫の侵入を気にしなくて済み、セキュリティ面も安心して過ごすことができます。
AC外部給電システムの使い方はこちら
④DC外部給電システム
2025年3月現在「MIRAI」と「bZ4X」、「クラウン(燃料電池車)」に設定されているシステムで、普通充電インレットに外部機器を接続して給電します。
最大の特徴は、DC9000Wもの大きな電力が出力できる点です。車内シガーソケットからの電力が最大180W程度であることを考えると、その電力の大きさが分かります。
「TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」ならアクセサリーコンセントの後付けができる!

本記事では、アクセサリーコンセントの使用方法について詳しく解説しました。
アクセサリーコンセントは、日常から非常時まで生活を豊かにしてくれる便利な機能です。
そんなアクセサリーコンセントは、以下の車種であれば「TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」で後付けや増設ができるのをご存じでしょうか。
「TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」は、トヨタ・レクサス・GRオーナー向けのサービスで、既にお乗りの車の安全装備や便利機能を最新化したり、これまで後付けが難しかったメーカーオプションを追加したりできるアップグレードサービスや、経年劣化した箇所をリフレッシュするサービスなどを提供しています。
「TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」を利用する主なメリットは以下の通りです。
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