レクサスの人気FRスポーツセダン「IS」。2013年に通算3代目となるモデルが発売され、2025年現在も販売を継続しています。そんなISシリーズのトップモデルに位置づけられていたのが、3.5L V6エンジンを搭載する「IS350」です。3代目IS発売当初からカタログモデルとして掲載されていましたが、2025年1月の一部改良のタイミングでカタログから姿を消しました。今回は、IS500が登場するまでISシリーズのトップモデルだったIS350のスポーツグレード「IS350 F SPORT」について解説します。
3代目ISが発売された2013年時点において、IS350はベースグレードの「IS350」、スポーツグレードの「IS350 F SPORT」、ラグジュアリーグレードの「IS350 version L」の3グレードが用意されていました。
スポーツグレードにあたる「IS350 F SPORT」は、F SPORT専用内外装デザイン、LFAの意匠・機構を受け継ぐ可動式メーター、表皮一体発泡スポーツシートなどの専用装備を搭載しているほか、高速域での走行安定性や中速域での卓越したアジリティ(俊敏さ)と低速域での取り回しの良さを実現するレクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム(LDH)や多段オートマチックトランスミッションならではの滑らかな加速と最短0.2秒で変速するMポジションでのダイレクトな操作感を両立した8-Speed SPDS(8速AT)を採用していることが特徴です。
走りにおいては、サスペンションのチューニングやインテリアの機能性向上など細部までこだわり、ISのDNAともいえる「運転の愉しさ」の熟成。デザインは、これまでよりもアグレッシブなスタイルになりました。また、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の標準設定やナビゲーション・オーディオシステムの改良など、スポーツセダンに求められる優れた安全性の確保や快適性の向上も同時に行われています。
2020年には、2度目となるマイナーチェンジにより、スポーティなデザインとなり、Toyota Technical Center Shimoyamaをはじめとする世界各地で走り込んで鍛え上げた走りにより、さらに魅力的なモデルとなりました。また、F SPORTは前後異サイズ19インチホイールを専用設定し、スタビライザーやEPSの専用チューニングなどを実施し、よりスポーティな走りへと進化しています。なお、2020年のマイナーチェンジのタイミングで、IS350はF SPORTのみのラインアップとなりました。