RAV4の見た目や性能を気に入り購入したが、実際に乗ってみたらヘッドライトが暗いという声があるのも事実です。5代目前期型までのRAV4は、ヘッドライトが暗いといったユーザーの声が出ています。この記事では、ライトが暗い原因と対策について詳しく解説します。ライトが暗いと感じている人は試してみてください。
RAV4のライトは暗い?ヘッドライトを明るくする方法

はじめに

トヨタの人気クロスオーバーSUVであるRAV4は、2019-2020の日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得。日常使いはもちろん、優れたオフロード性能を持ち、レジャーを楽しむユーザーから家族連れまで幅広い支持を獲得しています。
そんな人気のあるRAV4ですが、ヘッドライトの明るさが気になるユーザーも多いようです。RAV4のヘッドライトが暗いと感じる理由や、明るくする方法について詳しく解説します。
RAV4のヘッドライトが暗いと感じる理由
2021年12月以降に生産されたハイブリッド車とプラグインハイブリッド車では、ヘッドランプの改良がされています。しかし、2021年より前に製造された車両の現行モデルのガソリン車(2025年3月時点)は、ヘッドランプが暗いと感じているユーザーが多いようです。
RAV4のヘッドライトが暗く感じる主な理由は、使用されているバルブの種類や設計、経年劣化などが考えられます。また、道路環境や天候によっても視界が影響を受けることもあるので気をつけましょう。例えば、バルブの劣化は光の強さが落ちてしまい、明るさが足りないと感じる一因です。
特に前期型ユーザーが抱える問題点
特に前期型のRAV4ユーザーに多い問題は、ヘッドライトの光量不足や照射範囲に関する不満です。バルブの種類や設計が影響しており、当然安全基準は満たしているものの、他車種と比較して”暗い”と感じるのかもしれません。
ヘッドライトを明るくする方法

暗いと感じるヘッドライトを明るくする方法は、ヘッドライトそのものを交換する方法や、バルブの交換、ヘッドライトを掃除する方法などがあります。具体的にどの様にすれば良いのか紹介します。ヘッドライトが暗いと感じている人は試してみてください。
ヘッドライトユニットを交換する
ヘッドライトを明るくする効果的な方法は、ヘッドライトユニットそのものを交換することです。より明るい製品に換えることで、光量と照射範囲が大幅に改善される可能性があります。2019年4月〜2021年12月までの前期型の場合、一部改良された2021年12月以降モデル(後期型)のヘッドライトユニットへ交換する方法があります。
KINTO FACTORYでは、新品の純正部品を使用しメーカー保証も付帯する「RAV4専用 ヘッドランプデザインアップグレード」をご用意。トヨタの正規販売店で施工が受けられるため安全面や品質も心配いりません。

電球をより光源が大きいものに交換する
ヘッドライトユニット交換は、パーツ自体が高く工賃もそれなりにかかることに対し、バルブ交換であれば費用を抑えられます。ヘッドライトに使用されている主なバルブの種類は、ハロゲン・HIDバルブ・LEDバルブです。明るさはハロゲンが最も低く、HIDとLEDではものにより明るさが違います。
LEDとHIDでは点灯速度に違いがあり、LEDは瞬間点灯するのに対し、HIDはじんわりと徐々に明るくなってきます。どちらにしようか迷った場合は、点灯の仕方を見てから好みの明るさを選ぶと良いでしょう。
なお、5代目RAV4のヘッドライトは、仕様は異なるものの全車LEDヘッドライトを採用しています。
レンズの曇りを取り除く
ヘッドライトの黄ばみやくすみは、車の見た目を左右させるだけでなく、走行時に必要な明るさにも影響を及ぼします。ほとんどの車のヘッドライトは、ポリカーボネート樹脂素材でできており、強度が高いといったメリットがある反面、紫外線に弱く傷つきやすいことがデメリットです。
自分でできる取り除き方としては、市販のヘッドライト専用クリーナーやコンパウンドを使用する方法があります。黄ばみやくすみがひどい場合は、市販のものでは対応が難しいこともあるため、カー用品店や専門業者に任せることをおすすめします。
RAV4後期型ヘッドライトの特徴

5代目RAV4の後期型のヘッドライトは、明るさやスタイリッシュな見た目に改良されたことが、後期型が人気を得ているポイントです。具体的にどのようなところが人気なのか、特徴を踏まえ詳しく解説します。
明るさの向上(LEDの改良や照射範囲の広がり)
RAV4の5代目後期型のハイブリッド車やプラグインハイブリッド車では、プリウスに初めて採用されたBi-Beam LEDが使用されています。1灯の光源でハイビームとロービームが切り替えができるため、省電力で寿命が長いだけでなく、点灯速度が早い、白色で視認性が良いといったLEDのメリットを生かした技術です。
今までは、ひとつのヘッドランプの中に2つのLEDユニットとLEDドライバーモジュールで構成されていましたが、ひとつのLEDユニットだけで賄うことができるようになったことで、小型化と軽量化を実現しています。
視認性アップで夜間走行の安全性向上
前期型では視認性があまり良くないという声もありましたが、後期型でヘッドライトの設計が見直されたことにより、視認性が向上。明るい光が適切に道路を照らすため、障害物や標識の認識が容易になり、安全性も高まりました。
デザインの違いによる見た目の向上
5代目後期型のヘッドライトは新しいデザインが採用されており、見た目のインパクトも増しています。シャープな多角形で構成された、フルLEDの先進的で力強い眼差しが人気の理由です。スタイリッシュな外観が車全体の印象を引き締めてくれます。
5代目後期型のヘッドライトのかっこよさから、5代目後期型より以前のモデルから5代目後期型のヘッドライトに変えるカスタムが人気です。
まとめ

RAV4のヘッドライトの暗さ問題は、さまざまな方法で改善することができます。ユニットの交換やレンズのクリーニングなど、自分の状況に合わせた方法を試してみましょう。
ヘッドライトの交換は、フロントバンパーやフェンダーモールを取り外す作業があるため手間がかかります。自分で行うのが大変な場合は、KINTO FACTORYでの交換をおすすめします。信頼性のあるサービスで、あなたのRAV4をより明るく安全なものにしましょう。

