クルマの剛性の高さは、走行性能や操作したときの安定性に影響します。もし、運転しているときに、頻繁に修正舵を切っていたり、コーナーを走行するときの応答が鈍いと感じていたりするときは、ドアスタビライザーを取り付けてみると解決するかもしれません。
この記事では、ドアスタビライザーとは何なのか、どのような理由で、どのような効果があるのか解説します。剛性アップパーツの「ドアスタビライザー」が気になっている方、高級スポーツセダンであるレクサスISの走りをより良くしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
クルマの剛性の高さは、走行性能や操作したときの安定性に影響します。もし、運転しているときに、頻繁に修正舵を切っていたり、コーナーを走行するときの応答が鈍いと感じていたりするときは、ドアスタビライザーを取り付けてみると解決するかもしれません。
この記事では、ドアスタビライザーとは何なのか、どのような理由で、どのような効果があるのか解説します。剛性アップパーツの「ドアスタビライザー」が気になっている方、高級スポーツセダンであるレクサスISの走りをより良くしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
ドアスタビライザーとは、クルマのドアのストライカー部分(ドア部とボディ部が噛み合う部分)にスペーサーを入れてドアとボディの間にある隙間を埋めるパーツです。
ドアスタビライザーを使用して、ドアとボディの間を埋めると、ボディとドアが一体となり、走行中のボディのわずかな歪みやたわみを抑えられます。
このような効果があることから、運転中に「直進路を走行しているときに頻繁にハンドルを微調整して走行ラインを調整している」という方や「コーナー走行時にステアリング(ハンドル)のレスポンスが鈍い」と感じている方、「ボディ全体の一体感がある走りにしたい」と考えている方などにおすすめの剛性アップパーツとなっています。
例えば、レクサスのスポーツセダンとして高い人気を誇る「IS」やスポーツモデルとして幅広い世代の方から支持されている「GR86」など、走りを楽しめるモデルに乗っている方の中には、「ボディの剛性を上げたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
このような走りを楽しみたい方やクルマの素性を底上げしたい方などにドアスタビライザーはおすすめです。
ドアスタビライザーを装着すると、ボディ剛性がアップするといわれているものの、なぜドアスタビライザーだけでボディ剛性がアップするのでしょうか。
実は、クルマのドアは、しっかり閉まっているように見えるものの、ドアとボディの間(ストライカー部分)にわずかな隙間があります。
ストライカー部分の隙間は、1cmにも満たないわずかな隙間であるものの、ドアとボディが完全に密着していないため、走行中の路面からの入力(突き上げる力やコーナー走行時のボディのたわみ等)によってボディがわずかに捻じれてしまうのです。
このわずかな捻じれによって、走行ラインが少しずつズレたり、ステアリング操作時に前輪側と後輪側のレスポンスに時差が発生したりします。
走行ラインのズレやステアリング操作時のレスポンス遅れなどは、ボディとドアの隙間を埋めて、ボディとドアの一体感を高めることで解決することができる可能性が高いです。
このボディとドアの隙間を埋めて、クルマの一体感を向上させるアイテムが、剛性アップパーツの「ドアスタビライザー」となります。
ドアスタビライザーを装着すると、ボディとドアの隙間がなくなり、これまで発生していたドアストライカー部分のわずかな歪みや捻じれが発生しにくくなるため、クルマが安定して走るようになるのです。
このような効果が得られるため、ドアスタビライザーは小さいパーツであるものの、効果が大きいボディ剛性アップパーツといえるでしょう。
ドアスタビライザーは、ドア部に取り付けるパーツとストライカー部の交換パーツで構成されています。
ドアおよびドアストライカーのパーツ取り付けに使用されているボルトの脱着には、専用の工具が必要です。また、それぞれのボルトの締め付けトルクが指定されているため、トルクレンチを用意する必要があります。
もし、トルクレンチを持っていない場合や専用工具がない場合などは、カー用品店やインターネット通販で購入してDIYで取り付ける、またはカスタムショップにクルマを持ち込んで取り付けてもらうという方法でドアスタビライザーを装着しましょう。
取り付けおよび交換にかかる時間は、ドア1枚あたり数分です。そのため、4ドア車であっても30分程度でドアスタビライザーを装着することができます。
パーツそのものは小さいものの、効果が大きいボディ剛性アップパーツは、ドアスタビライザーだけではありません。レクサスを代表するスポーツセダンである「IS」には、レクサスが開発したボディ剛性を向上させるボルト「タフフランジボルト」がLEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYにラインアップされています。
LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの「Performance Upgrade "Solid" for IS」は、バンパーリンフォース(フロント・リヤ)、サスペンションメンバー(フロント・リヤ)、スタビリンク(フロント)の5ヶ所の締結ボルトをタフフランジボルトへ交換するアップグレードです。
ボルトを交換するだけでボディ剛性が上がる理由は、そのボルトの形状にあります。
タフフランジボルトは、ボルトのフランジ部の厚さを増しているだけでなく、六角部分の平面部に凸部がくるようフランジ形状が採用されているボルトです。
ボルトそのものの剛性が高くなっているタフフランジボルトでボディ各部を締めると、ボルトで固定されている部品をより強固に締結でき、結果としてボディ全体の剛性がアップし、より一体感のある走りになります。
レクサスが厳選した5ヶ所にタフフランジボルトを取り付けると、足まわりと車両前後の締結剛性がより高くなります。そのため、スポーツセダンらしいドライビングが実現できるのです。
レクサスISをよりスポーティなセダンにしたい、クルマ全体が1つの塊になっているようなドライブフィールを体感したい、見た目を変えずにISの走行性能を底上げしたいと思っている方は、LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの「Performance Upgrade "Solid" for IS」を施工してみることをおすすめします。
LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYは、LEXUS公式の装備や機能のアップグレードサービスです。メーカーオプションパーツや年次改良でバージョンアップされたパーツや機能の後付け・アップグレードをすることができます。
申し込み方法は、LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYのホームページから車種を選択し、商品を絞り込み、適合確認をして、持ち込み店舗と施工日を選ぶという4ステップです。いつでも簡単に申し込みすることができます。
また、LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYは、クルマのサブスク「KINTO」のオーナーだけでなく、他の方法で購入したオーナーも受けられるサービスとなっているため、LEXUSオーナーであれば誰でも利用できます。
レクサスISのラインアップは、タフフランジボルトへの交換「Performance Upgrade "Solid" for IS」だけでなく、後付けF SPORTオレンジブレーキキャリパーがあります。LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORY レクサスISの最新情報についてはこちらのページをご覧ください。
所有しているLEXUSの機能や装備を後付け・アップグレードしたいと考え始めたときは、メーカー純正パーツを使用し、メーカー保証も付帯するLEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの利用を検討してみてはいかがでしょうか。