2025.01.29 UP

2024年最新版 レクサス NX F SPORTSを徹底解説!年次改良の変更点も紹介

ミドルサイズのクロスオーバーSUVとして高い人気を誇るレクサスNX。その中でも高い人気を誇るのが、スポーティな装備や専用アイテムが多数標準装備される「F SPORT」です。

この記事では、レクサスNXの概要やNX F SPORTの位置づけ、他グレードとの比較、年次改良における変更点、改良の差分を埋める方法について解説します。

現NX F SPORTオーナーだけでなく、中古のNX F SPORTの購入を検討している方、年次改良の差分が気になっている方、2024年末時点におけるNXの最新情報が気になっている方も最後までご覧ください。

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レクサスNXとは?

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2024年末時点で販売されているレクサス NX(2代目)は、2021年に発表・発売されました。2代目NXでは、次世代レクサスの礎となる走り・デザイン・先進技術を取り入れたグローバルコアモデルとなっています。

走りの面では、駆動力コントロール、空力、軽量化等の基本性能を徹底的に磨き上げ、「Lexus Driving Signature」を継承・深化させています。

デザイン面では、運動性能や機能に寄与するプロポーションの「独自性」とテクノロジーに根差した「シンプリシティ」を追求した、次世代レクサスのデザインを採用。また、人間中心の考え方に基づいた最新の予防安全機能、マルチメディアシステム、コネクティッドサービスを装備していることも特徴です。

2代目NX(20系)では、初代(10系)でも設定があったF SPORTが設定されています。専用装備やスポーティなスタイリングおよび走りなど、F SPORTだけのスタイリングとドライビングにより、幅広い世代のユーザーから支持されています。

また、2023年と2024年に実施された一部改良では、走行性能を洗練させ、よりラグジュアリーなインテリアとなりました。

 

レクサスNX F SPORTの価格とグレードの位置づけ

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レクサスNX F SPORTは、スポーティなエクステリア・インテリア装備が標準装備され、スポーツシートやパフォーマンスダンパーなども標準装備されているスポーティなグレードです。

また、メーカーオプションのオレンジブレーキキャリパーを選択すると、よりスポーティなスタイリングに仕上げられることもF SPORTならではの魅力となっています。

2024年末におけるレクサスNX F SPORTの価格は以下のとおりです。

 

【LEXUS NX F SPORTの価格一覧】

LEXUS NX F SPORTの価格

グレードエンジン駆動方式価格(税込)
NX450h+ F SPORT2.5L PHEVAWD(E-Four)758万5,000円
NX350h F SPORT2.5L HEV2WD(前輪駆動)640万6,000円
AWD(E-Four)667万6,000円
NX350 F SPORT2.4LターボAWD(4輪駆動)630万6,000円

 

レクサスNX F SPORTの外装-他グレード比較-

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レクサスNX F SPORTの外装を他のグレードと比較してみましょう。ここでは、2024年モデルのNX F SPORTに標準装備されているエクステリア装備を基準に他グレードと比較します。

LEXUS NX F SPORTのエクステリア装備比較

装備F SPORTVersion LOVERTRAILBASE(※)
F SPORT専用スピンドルグリル
(メッシュタイプ)
標準装備設定なし設定なし設定なし
F SPORT専用サイドグリル
(メッシュタイプ)
標準装備設定なし設定なし設定なし
F SPORT専用フロントロアバンパーモール
(高輝度シルバー塗装)
標準装備設定なし設定なし設定なし
F SPORT専用リアロアバンパーモール
(高輝度シルバー塗装)
標準装備設定なし設定なし設定なし
F SPORTエンブレム
(フロントフェンダー)
標準装備設定なし設定なし設定なし
ドアウインドゥフレームモールディング
(ブラック)
標準装備設定なし標準装備設定なし
フェンダーアーチモール
(カラード)
標準装備標準装備設定なし設定なし
20インチアルミホイール標準装備 F SPORT
(スーパーグロスブラックメタリック塗装)
標準装備
(ダークグレーメタリック塗装+切削光輝)
18インチ
(マットブラック塗装)
18インチ
(ダークグレーメタリック塗装+切削光輝)※メーカーオプションで20インチ
ヘッドランプ三眼フルLED三眼フルLED三眼フルLEDLED

(※)BASEは基準となるグレードです。NX250とNX350hを意味しています。

一覧からもわかるように、レクサス NX F SPORTは、専用装備が多数装着されているため、他のグレードとは一線を画すエクステリアに仕上がっています。

 

パフォーマンスダンパー(前方)
パフォーマンスダンパー(後方)

また、F SPORTにのみメーカーオプションとして「オレンジブレーキキャリパー」が設定されていることも特徴です。さらに、「パフォーマンスダンパー」も標準装備されているため、締まりのある安定した走りを実現していることもポイントとなっています。見た目のスポーティさを裏切らない走りもF SPORTの魅力です。

 

レクサスNX F SPORTの内装 -他グレード比較-

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レクサスNX F SPORTの内装を他のグレードと比較してみましょう。ここでは、2024年モデルのNX F SPORTに標準装備されているエクステリア装備を基準に他グレードと比較します。

LEXUS NX F SPORTのエクステリア装備比較

装備F SPORTVersion LOVERTRAILBASE(※)
TFT液晶メーターF SPORT用標準装備標準装備標準装備
F SPORTアルミ製スポーツペダル&フットレスト標準装備設定なし設定なし設定なし
ステアリングF SPORT
ディンプル本革
本革本革本革
シフトノブF SPORT
ディンプル本革
本革本革本革
サイド部は合成皮革
スカッフプレートF SPORT
ブラックロゴ
LEXUSロゴLEXUSロゴLEXUSロゴ
シートF SPORT本革
(運転席ポジションメモリー)
本革
(運転席ポジションメモリー)
OVERTRAIL L tex
(運転席ポジションメモリー)
L tex
シートヒーターNX450h+は前後席、NX350hとNX350は前席のみ前後席前後席前席のみ
フロントヘッドレスト上下前後調整式上下調整式上下前後調整式上下調整式
後席6:4分割可倒式シート電動格納機能付
(NX350h・NX350 F SPORTを除く)
電動格納機能付電動格納機能付手動

(※)BESEは基準となるグレードです。NX250とNX350hを意味しています。

 

 

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レクサスNX F SPORTのインテリアは、エクステリアと同様にインテリアもスポーティな雰囲気を楽しめる仕様となっていることが特徴です。見た目だけでなく、手に触れる部分も専用装備になっていると、感触でもスポーティさを感じられるため、所有する満足度も高いといえるでしょう。

 

2回の年次改良で何が変わった? F SPORTの変更点

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レクサス NXは、2021年に販売が開始されてから、2度の一部改良が実施されました。この2回の一部改良は、F SPORTにも影響する内容となっています。では、2023年の一部改良と2024年の一部改良で何が変わったのか解説します。

 

2023年の一部改良では“走りの深化とインテリアのカラー配色”が進化

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2023年の一部改良では、走りが深化し、ハイマウントストップランプとインテリアのカラー配色などが変更されました。

走りの面では、レクサスならではの走りの味「Lexus Driving Signature」をさらに深化させることを目指して、Always Onの考え方に基づき、ボディ剛性をさらに強化し、それに合わせてサスペンションも最適なセッティングを行うことで、ポテンシャルをさらに引き出しました。

 

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具体的な変更点は以下のとおりです。

  • フロント回りボディ剛性向上(ラジエーターサポートまわり)
  • リヤ回りボディ剛性向上(リヤサスペンションメンバープレースの追加※NX350は既設)
  • 前後ボディ剛性配分変更による空力バランス調整
  • コイルスプリング、アブソーバー、EPSのチューニング
  • NX350では、発進時のレスポンス、トルク感を向上させ、エンジンやトランスミッションの制御を変更することで、ドライバビリティを向上
  • 20インチノーマルタイヤを“version L”と“F SPORT”に設定(メーカーオプション)。“version L”のアルミホイールはグレーメタリック塗装、“F SPORT”のアルミホイールはブラック塗装

 

面発光ハイマウントストップランプ

 

エクステリアは、ハイマウントストップを面発光タイプに変更しています。インテリアは、室内がより華やかで上質な空間となるよう、ドアトリム、グローブボックス、助手席側のコンソールサイドパネルに内装テーマカラーと同じカラーを採用しました。(ブラック、“F SPORT”専用ブラック除く)

 

その他にも、安全で快適なドライブに寄与する「Lexus Safety System +」の機能を拡充し、前後方を記録するドライブレコーダーも設定しました。

 

2024年の一部改良では“走りの深化とボディカラー&インテリアカラーを追加”

新設定ボディカラー「ソニックカッパー」

2024年の一部改良では、走りをさらに深化させ、エクステリアのカラーとインテリアのカラーを追加しました。

走りの面では、ボディ剛性(リアまわりの変形を抑えるブレース等の追加)のさらなる強化と足回りのチューニングを施し、操縦安定性と乗り心地を向上。また、エンジンノイズ低減やドライバビリティの向上により、気持ちの良いドライビングフィールと静粛性の向上を実現しています。

ハイブリッドユニット

加えて、ドライバーが車との一体感を感じる、気持ちの良い走りを追求し、スムーズな発進やアクセル操作に対するリニアな車速コントロールを実現するため、走行制御の改良(NX450h+、NX350h、NX350)や、走り始めの前後トルク配分の見直し(NX350)を実施。

ボディ系・エンジン懸架系のNV諸元を見直し、室内の静粛性を高めました。

外板色には、独自のソニック技術による金属質感表現と豊かな色彩が調和するソニックカッパーを新たに採用内装色は、“version L”にソリスホワイトを追加し、ヘーゼルを全車(“OVERTRAIL”を除く)に設定しました。

三眼フルLEDヘッドランプ

 

さらに、NX350h F SPORTとNX350 F SPORTでは、ヘッドランプがLEDヘッドランプ+オートマチックハイビームから三眼フルLEDヘッドランプ+アダプティブハイビームシステムへ変更しています。

2年にわたり実施された一部改良によって、走りを徹底的に進化させ、走りの質感を鍛え上げていることから、力を入れているモデルであるといえるでしょう。

 

年次改良の差分をアップグレードできるレクサス公式サービスとは?

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レクサスNXは上段でも述べたとおり、2023年と2024年に一部改良を実施し、走りや質感を高めてきました。この質感の差分を埋めたいと考えているオーナーや中古のNX F SPORTを手に入れて最新のモデルと同じように仕上げたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

このようなときは、レクサス公式の機能・装備の進化を提供しているKINTO FACTORYがおすすめです。

KINTO FACTORYでは、レクサス NX F SPORTオーナーにおすすめのアイテムを多数取り揃えています。ここでは、KINTO FACTORYでラインアップしているおすすめアップグレードセレクションを紹介します。

 

面発光型ハイマウントストップランプ

面発光ハイマウントストップランプ

面発光型ハイマウントストップランプは、2023年に実施された一部改良以降のモデルに装備されるハイマウントストップランプです。一部改良前のNX F SPORTオーナーにおすすめのアイテムとなっています。

ハイマウントストップランプが面発光になると一文字やL字のテールランプとの統一感が高まり、より美しい後ろ姿を演出することができます。

面発光型ハイマウントストップランプ

 

インテリアカラーUPGRADE

インテリアカラーアップグレード.jpg

インテリアカラーアップグレードは、2023年の一部改良で実施された内装カラー配色の変更を埋めるメニューとなっています。

変更可能箇所は次の3点です。

  • グローブボックス
  • 助手席側のコンソールサイドパネル
  • ドアトリム フロント&リアのカラー変更

インテリアカラーをアップグレードすると、よりラグジュアリーな室内空間を演出できるだけでなく、選択した内装カラーをより楽しむことができます。

 

KINTO FACTORYのラインアップは以下のとおりです。

インテリアカラーUPGRADE1インテリアカラーUPGRADE2インテリアカラーUPGRADE3

内装の統一感や一体感を重視するのであれば3点セット、前席まわりを重視する場合は2点セット、ドアまわりのパネルカラーが気になるときはドアトリムのカラーアップグレードを実施するとよいでしょう。

 

後付け“F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー

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後付けF SPORT専用オレンジブレーキキャリパーは、メーカーオプションとして設定されているオレンジブレーキキャリパーを後付けできるアップグレードセレクションです。

オレンジブレーキキャリパーを装着すると、車の第一印象に影響するエクステリアの足まわりをよりスポーティに仕上げることができます。

F SPORTを選んだものの、少し物足りないと感じている方はオレンジブレーキキャリパーの後付けをしてみると良いでしょう。

後付け“F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー

 

デジタルインナーミラー視認性アップグレード

デジタルインナーミラー視認性アップグレード.jpg

デジタルインナーミラー視認性アップグレードは、メーカーオプションで選択できるデジタルインナーミラーを見やすくするアップグレードセレクションです。

2023年に実施された一部改良では、デジタルインナーミラーがGen2.0からGen2.5へバージョンアップしました。また、ドラレコECUの追加に伴い複数の入力系統に対応した他、「デジタル防眩モード」が新たに搭載され、ディスプレイの画質チューニングがされました。

この新しいバージョンにアップグレードするメニューがデジタルインナーミラー視認性アップグレードとなります。見づらかったデジタルインナーミラーの視認性が向上することで、より後方の確認がしやすくなります

2023年の一部改良以前のデジタルインナーミラー装着車に乗っている方におすすめのアップグレードです。

デジタルインナーミラー視認性アップグレード

 

KINTO FACTORYってなに?サービスの利用方法や施工場所について

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レクサス NX F SPORTのアップグレードセレクションを提供しているKINTO FACTORYでは、レクサス公式の機能や装備のアップグレードを多数ラインアップしています。

レクサス NX F SPORTのアップグレードアイテムをはじめとするKINTO FACTORYのレクサスアップグレードセレクションは、メーカー保証が付帯する純正パーツを使用し、レクサス正規販売店で取り付け・施工を実施。安心して機能や装備を後付けできます。

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KINTO FACTORY利用手順

レクサス公式アップグレードセレクションKINTO FACTORYの利用手順は次のとおりです。

①車種で商品絞り込み

②WEB上で自動的に適合確認を行い、お申込み手続きに進みます

③部品手配完了次第、希望販売店より電話、もしくは、メールにて具体的な施工日を調整

④確定した施工日に持込店舗へお車を持ち込み

⑤施工が完了すると持込店舗より電話、もしくはメールにて施工完了のご連絡を実施し、持込店舗にてお車を受け取り

詳しくはコチラご覧ください。

対象店舗検索のイメージ2

KINTO FACTORYのレクサスアップグレードセレクションは、対応地域を限定してサービスを提供しています。順次持ち込み可能販売店を拡大していく予定となっていますので、施工可能な販売店を確認した上で、商品の申し込みください。KINTO FACTORYアップグレードサービス対応店舗はコチラから確認することができます。

最後にKINTO FACTORYについて紹介します。

 

KINTO FACTORYについて

KINTO FACTORY

KINTO FACTORYとは既に購入されユーザーが保有している車の安全装備や便利機能を最新化し、これまで後付けができなかった新車工場装着のメーカーオプションを後付けすることができるサービスです。その他にも「86 REFRESH サービス」のように低年式多走行により経年劣化した機能や、内装をリフレッシュ、リフォームするサービスも展開しています。

トヨタ、レクサス、GRのブランドを展開しており、その全てがトヨタ自動車のメーカー品質で提供されメーカー保証が付帯します(※)。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトから24時間でき、夜間や販売店の定休日なども申し込みが可能です。WEBサイトで申し込みを行い部品手配が完了した後、指定した販売店に車両を持ち込み施工する流れとなります。メーカー純正部品で施工することに加え、レクサス販売店の整備品質で施工できるので安心です。

※車種ごと、商品ごとに保証期間、保証内容が異なります 

「KINTO FACTORY」を運営するKINTOはメインの事業がサブスクリプションの提供ですが、「KINTO FACTORY」はKINTOで契約したサブスク車両以外の車も施工可能です。

サービス対象車種はこちらからご確認いただけます。

 

KINTO FACTORYをご利用いただいたお客様の声も掲載しております。お客様の声はこちら

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