2013年のデビュー以降、2度のマイナーチェンジを経て成熟したスポーツセダンのレクサス ISは、今後も生産・販売が継続されるのでしょうか。
この記事では、日本仕様のレクサス IS(2025年モデル)について、北米仕様のIS(2025年モデル)を元に自動車ライターの齊藤優太が予測します。
レクサスのスポーツセダンISの2025年モデルについて気になっている方は参考にしてみてください。
文:齊藤優太 編集:KINTO FACTORY編集部

2013年のデビュー以降、2度のマイナーチェンジを経て成熟したスポーツセダンのレクサス ISは、今後も生産・販売が継続されるのでしょうか。
この記事では、日本仕様のレクサス IS(2025年モデル)について、北米仕様のIS(2025年モデル)を元に自動車ライターの齊藤優太が予測します。
レクサスのスポーツセダンISの2025年モデルについて気になっている方は参考にしてみてください。
文:齊藤優太 編集:KINTO FACTORY編集部
レクサス ISは、1999年の初代モデル誕生以降、コンパクトFRスポーツセダンとして「クルマを操る楽しさ」を追求しているモデルです。レクサスの乗り味の礎となるべく進化を続け、運動性能の高さとそれを予感させるスポーティなデザインで人気を博し、多くのユーザーに支持されています。
2013年から販売されている3代目ISは、ISとして初めてハイブリッドモデルがラインアップされました。2015年には2.0Lターボエンジンを搭載するIS200t(後にIS300にモデル名を変更)が追加されています。
2016年に最初のマイナーチェンジがされ、FRスポーツセダンとしての「運転の愉しさ」を熟成させ、“Aggressive Sports”をテーマとしたデザインに進化。2020年には、Toyota Technical Center Shimoyamaで鍛え上げた優れた操縦性や乗り心地、運動性能の高さを予感させるアグレッシブなデザイン、最新のLexus Safety System +を含む先進安全技術の採用する2度目のマイナーチェンジを実施しました。
2022年には、5.0L V8自然吸気エンジンを搭載する大排気量高性能スポーツセダン「IS500」を発売。2024年も継続して販売されています。
2024年モデルのISは、2度のマイナーチェンジや年次改良がされ、成熟したモデルとなっています。ラインアップは、2.0Lターボエンジンの「IS300」、2.5Lハイブリッドの「IS300h」、3.5L V6エンジンの「IS350」、5.0L V8エンジンの「IS500」です。
2024年モデルのレクサス ISのグレードと価格は以下のとおりです。
レクサス IS(2024年モデル)バリエーション | |||
パワートレーン | グレード | 駆動方式 | 価格(税込) |
IS500(5.0L V8) | IS500“F SPORT Performance” | 2WD(FR) | 850万円 |
IS350(3.5L V6) | IS350“F SPORT” | 2WD(FR) | 651万円 |
IS350“F SPORT Mode Black Ⅲ” | 2WD(FR) | 701万円 | |
IS300h(2.5L HEV) | IS300h“version L” | 2WD(FR) | 601万円 |
AWD | 643万円 | ||
IS300h“F SPORT” | 2WD(FR) | 581万円 | |
AWD | 623万円 | ||
IS300h“F SPORT Mode Black Ⅲ” | 2WD(FR) | 631万円 | |
AWD | 673万円 | ||
IS300h | 2WD(FR) | 527万円 | |
AWD | 569万円 | ||
IS300(2.0Lターボ) | IS300“version L | 2WD(FR) | 556万円 |
IS300“F SPORT” | 536万円 | ||
IS300“F SPORT Mode Black Ⅲ” | 586万円 | ||
IS300 | 481万円 |
レクサス IS 2024年モデルは、基準グレードやF SPORTなどのレギュラーラインアップに加え、2022年の年次改良で追加となった特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅲ”を含むモデルが販売されています。
レクサス ISは、北米で2024年10月に2025年モデルが発表されました。北米仕様のIS(2025年モデル)の主な変更ポイントは次のとおりとなります。
◆IS300 F SPORTとIS350 F SPORT
IS300 F SPORTおよびIS350 F SPORTでは、ダーククロームトリム(調光機能付き)付き標準電動格納ミラー、標準電動チルト&テレスコピックステアリングホイール、標準メモリパッケージ(運転席、ステアリングホイール、外部ミラー)、標準ダーククロームウィンドウトリムなどが標準装備されます。
◆IS300 F SPORT DesignとIS350 F SPORT Design
ユーザーからの要望を受け、F SPORTグレードにステアリングヒーターが標準装備されます。
◆IS500
2025年モデルのIS500 F SPORTには、電動格納ミラーが標準装備されます。また、180台限定販売のIS500 F SPORT Premiumでは、19インチのBBSホイール(ブラック鍛造アルミホイール)やフレアイエローの外装色など専用アイテムが装備されます。
◆IS350 F SPORTとIS500
IS350 F SPORTとIS500には、BBSホイールの選択が可能となります。
◆パワートレーン
北米仕様のISでは、従来からのパワートレーンが継続されています。パワートレーンの種類は次のとおりです。
北米仕様のIS年次改良では、大きな変更点がありませんでした。メディアやインターネットの情報によると、2025年(年次改良)モデルでは、IS300h(AWD)やIS350が廃止されるとの噂がありますが、現時点(2024年12月時点)でレクサスから公式発表がないため、確実な情報ではありません。ここからは、北米市場で販売されているISの情報から日本仕様のIS(2025年の年次改良モデル)を筆者が予想します。
2025年(年次改良)モデルのパワートレーンは、ほぼ変わらず2024年に販売されている4タイプがラインアップされるでしょう。つまり、5.0L V8エンジンのIS500、3.5L V6エンジンのIS350、2.5LハイブリッドのIS300h、2.0LエンジンのIS300がそのまま継続販売されると考えられます。
その理由は、北米仕様でガソリンモデル3タイプ(IS500/IS350/IS300)が継続販売されていることと、日本で売れ筋モデルのハイブリッドがラインアップから消滅する可能性は低いと考えられるためです。
2025年(年次改良)モデルのISでは、2024年に採用されていたエクステリア・インテリアを継続し、大きな変更はないと考えられます。北米仕様に採用されたBBSホイールやIS500の台数限定車が設定されるかは定かではありませんが、成熟した走りやスポーティでアグレッシブなデザインが好評であるため、外装や内装はキープされるでしょう。
レクサスの走りを象徴するスポーツセダン3代目ISは、2013年のデビュー以降、マイナーチェンジや年次改良を経て走りを進化させてきました。この進化した走りを今お乗りのISでも叶えられる方法があることをご存知でしょうか。
レクサス公式のアップグレードサービスを提供しているKINTO FACTORYのLEXUS UPGRADE Selectionでは、レクサス ISの走りを進化させるアップグレードメニューをラインアップしています。
KINTO FACTORYでラインアップしているレクサス公式のアップグレードサービスは以下のとおりです。
これらのアップグレードメニューは、メーカー保証付きのレクサス純正パーツを使用し、正規販売店で取り付け・施工を行うため、安心して取り付けることができます。
先述したアップグレードセレクションの中でもおすすめなのは、ボディの一体感を高めてよりスポーティな走りを実現する「Performance Upgrade "Solid" for IS」です。
このアップグレードは、バンパーリンフォース(フロント・リヤ)、サスペンションメンバー(フロント・リヤ)、スタビリンク(フロント)の締結部位のボルトをタフフランジタイプへ交換するメニューとなっています。タフフランジボルトでボディの各部を締結することで剛性を高め、ステアリングを操作する際の応答性と安定性を向上します。
実際にPerformance Upgrade "Solid" for ISを施工したユーザーは、「思い通りの走りができる」「コーナーを曲がっただけで実感できた」「シャキッとした」という声が寄せられています。このことからも、ISのスポーティな走りをより高めるアップグレードメニューといえるでしょう。
ISに乗っていて、年次改良やマイナーチェンジで良くなった走りの差分を埋めたい方、高性能モデルのIS500をより安心して楽しみたい方などは、Performance Upgrade "Solid" for ISの施工を検討することをおすすめします。
2025年モデルのISは、年次改良がされるものの、大幅な変更がない可能性が高いことから、スポーツセダンらしい優れたパフォーマンスとLEXUSらしい快適性を両立した状態を維持するでしょう。
そんな進化を続けるISのスポーティな走りやIS500のパフォーマンスを存分に楽しみたい方は、レクサス公式のアップグレードメニューの施工をおすすめします。
KINTO FACTORYが提供しているメーカー公式アップグレードサービスLEXUS UPGRADE Selectionは、走りをさらに楽しむユーザーに最適なアイテムを厳選してラインアップしています。
あなたもこの機会にKINTO FACTORYのLEXUS UPGRADE Selectionを試してみてはいかがでしょうか。
最後にKINTO FACTORYについて紹介します。
KINTO FACTORYとは、既に購入されユーザーが保有している車の安全装備や便利機能を最新化し、これまで後付けができなかった新車工場装着のメーカーオプションを後付けすることができるサービスです。その他にも「86 REFRESH サービス」のように低年式多走行により経年劣化した機能や、内装をリフレッシュ、リフォームするサービスも展開しています。
トヨタ、レクサス、GRのブランドを展開しており、その全てがトヨタ自動車のメーカー品質で提供されメーカー保証が付帯します(※)。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトから24時間でき、夜間や販売店の定休日なども申し込みが可能です。WEBサイトで申し込みを行い部品手配が完了した後、指定した販売店に車両を持ち込み施工する流れとなります。メーカー純正部品で施工することに加え、レクサス販売店の整備品質で施工できるので安心です。
※車種ごと、商品ごとに保証期間、保証内容が異なります
「KINTO FACTORY」を運営するKINTOはメインの事業がサブスクリプションの提供ですが、「KINTO FACTORY」はKINTOで契約したサブスク車両以外の車も施工可能です。
サービス対象車種はこちらからご確認いただけます。
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