2024.12.15 UP

トヨタのスライドドア車を紹介!話題の開閉速度アップについても解説

乗り降りや荷物の出し入れがしやすく、狭い場所でもドアを全開にできるスライドドア車は、ファミリー層をはじめ、高齢者を乗せる方やタクシーなど、さまざまな場面で利用されています。この記事では、スライドドアが装備されている車のメリット・デメリットや、トヨタのスライドドア車の紹介、スライドドア車の悩みでもある開閉速度の遅さを解決する方法をお伝えします。トヨタのスライドドア車を検討している方やスライドドアのメリット・デメリットを知りたい方、スライドドアの開閉速度の遅さが気になっている方は参考にしてみてください。

この記事の目次
トヨタバナー.jpg

スライドドアが装備されている車の特徴

ルーミー(パワースライドドア)

スライドドアが装備されている車は、乗り降りや荷物の出し入れのしやすさなどが魅力です。しかし、スライドドア車にはメリットだけでなくデメリットもあります。

まず、スライドドア車の主なメリット・デメリットを紹介します。

 

【スライドドア車のメリット】

  • 乗り降りがしやすい(小さな子供や介助が必要な方も乗り降りしやすい)
  • 荷物の出し入れがしやすい(開口部が大きく取れるため積み下ろしがしやすい)
  • 狭い場所でもドアを全開にできる(左右の幅が狭い駐車場でも開口部を広く取れる)  など
スライドドア車の乗降イメージ

【スライドドア車のデメリット】

  • 通常のドア(ヒンジドア)からパワースライドドア車(電動開閉ドア)に乗り換えると開閉速度が遅く感じる
  • 故障したときの修理費用が高くなる場合がある(ヒンジドアより構造が複雑なため修理する際の費用が高くなりやすい)
  • 複雑な機構のドアとなるため車両重量が重くなることで燃費が悪化する  など

このように、スライドドア車にはメリットとデメリットがあります。スライドドア車を購入する際は、スライドドアのメリットとデメリットを理解しておきましょう。

 

トヨタのスライドドア車を一挙に紹介

40系アルファード2

次に、トヨタのスライドドア車を紹介します。トヨタのスライドドア車は次の5車種です。

  • アルファード/ヴェルファイア
  • ノア/ヴォクシー
  • シエンタ
  • ルーミー
  • ハイエースワゴン

※2024年12月時点

それぞれの車種の特徴や主要スペック・スライドドアの形式を紹介します。

 

アルファード/ヴェルファイア

40系ヴェルファイア

アルファード/ヴェルファイアはトヨタの高級ミニバンです。2023年6月には、40系(4代目アルファード/3代目ヴェルファイア)が発売されました。4代目となったアルファードは王道の高級サルーン、3代目ヴェルファイアは運転する喜びを感じられるモデルとなっています。基本骨格などを共有しているモデルであるものの、それぞれのモデルで異なる方向性のチューニングがされているのも40系の特徴です。

40系アルファード/ヴェルファイア(2WD車)の主要スペック

全長4,995mm
全幅1,850mm
全高

アルファード:1,935mm

ヴェルファイア:1,945mm

乗車定員7名
車両重量

アルファード:2,060kg〜2,230kg

ヴェルファイア:2,180kg〜2,250kg

WLTCモード燃費

アルファード:ハイブリッド車17.5〜17.7km/L・ガソリン車10.6km/L

ヴェルファイア:ハイブリッド車17.5〜17.7km/L・ターボガソリン車10.3km/L

スライドドアの方式デュアルパワースライドドア(両側電動スライドドア)

 

ノア/ヴォクシー

90系ノア

ノア/ヴォクシーは、ミニバンならではの優れたパッケージを扱いやすいボディサイズに凝縮したミニバンです。また、好みの位置で止められる「フリーストップバックドア」を採用していることも4代目(90系)の特徴となっています。

90系ノア/ヴォクシー(2WD車)の主要スペック

全長4,695mm
全幅1,730mm
全高1,895mm
乗車定員7名/8名
車両重量

ノア:1,600kg〜1,670kg

ヴォクシー:1,610kg〜1,670kg

WLTCモード燃費

ノア:ハイブリッド車23.0〜23.4km/L・ガソリン車15.0〜15.1km/L

ヴォクシー:ハイブリッド車23.0km/L・ガソリン車15.0km/L

スライドドアの方式パワースライドドア(デュアル)またはパワースライドドア(助手席側)

 

シエンタ

シエンタ

シエンタは、「コンパクトカーの運転のしやすさ」と「ミニバンの利便性」を両立させたコンパクトミニバンです。5ナンバーサイズのスライドドア車のシエンタには、2列シート5人乗り仕様と3列シート7人乗り仕様があります。

シエンタ(2WD車)の主要スペック

全長4,260mm
全幅1,695mm
全高1,695mm
乗車定員5名(2列シート仕様)/7名(3列シート仕様)
車両重量1,270kg〜1,370kg
WLTCモード燃費ハイブリッド車:28.2〜28.8mm/L、ガソリン車:18.3〜18.4km/L
スライドドアの方式ハンズフリーデュアルパワースライドドア/デュアルパワースライドドア/助手席側パワースライドドア

 

ルーミー

ルーミー

ルーミーは、全長4m以下で取り回しがしやすいコンパクトワゴンです。広々とした室内空間と多彩なシートアレンジが魅力となっています。また、最小回転半径4.6m(14インチホイール装着車)という小回り性能の高さもルーミーのポイントです。

ルーミー(2WD車)の主要スペック

全長3,700〜3,705mm
全幅1,670mm
全高1,735mm
乗車定員5名
車両重量1,080kg〜1,110kg
WLTCモード燃費16.8km/L〜18.4km/L
スライドドアの方式パワースライドドア(運転席側/助手席側)またはパワースライドドア(助手席側)

 

ハイエースワゴン

ハイエースワゴン

ハイエースワゴンは、世界中で支持されているハイエースをベースとしたワゴンモデルで、多人数乗車ができることが特徴となっています。スライドドアの開口部が大きく、楽な姿勢で乗降できることが特徴のワゴンです。

ハイエースワゴン(2WD車)の主要スペック

全長4,840mm(グランドキャビンは5,380mm)
全幅1,880mm
全高2,105mm(グランドキャビンは2,285mm)
乗車定員10名
車両重量1,930kg〜2,150kg
WLTCモード燃費8.8km/L
スライドドアの方式スライドドア(メーカーオプションでパワースライドドアに変更可)

 

スライドドア車のデメリットを払拭するトヨタ純正カスタム

KINTO FACTORY「クイックドア」

スライドドア装着車の多くがパワースライドドアとなっている近年では、スライドドアの開閉速度による悩みが多く寄せられています。

例えば、次のような場面でスライドドアの開閉時間が気になるという声が挙がります。

  • 雨の日にスライドドアの開閉速度が遅いために車内に雨が吹き込んでしまった
  • 送迎時にスライドドアの開閉を待つためスムーズに発進できなかった
  • 荷物を早く置きたいときにドアの開閉速度が気になる  など

 

このようなときは、トヨタ純正のカスタマイズ「クイックドア」を施工しましょう。トヨタ公式のアフターサービスを展開しているKINTO FACTORYでは、パワースライドドアの開閉速度をアップさせるカスタマイズメニューを用意しています。

パワースライドドアの開閉速度をアップさせる「クイックドア」を施工できるモデルは次のとおりです。

この「クイックドア」を施工すると、最大で開け方向の時間が約1秒、閉め方向の時間が約1.6秒速くなります。パワースライドドアの開閉速度の時間が気になる方は、クイックドアの施工を検討してみてください。

 

トヨタ公式の機能アップグレードを提供する「KINTO FACTORY」

30系アルファード

「クイックドア」をはじめ、トヨタ車の機能や装備をアップグレード・進化させるサービスを提供している「KINTO FACTORY」は、メーカー公式のアフターサービスです。

KINTO FACTORYアップグレードセレクションのメニューは、それぞれの車種に合う純正パーツを使用し、正規販売店で施工・アップグレードを行うだけでなく、メーカー保証も付帯しているため、安心して実施することができます。

また、部品代・工賃・保証込みの価格設定となっているため、追加料金が発生する心配がないのも嬉しいポイントです。

あなたもこの機会にKINTO FACTORYでトヨタ車の機能や装備を進化・アップグレードさせてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

エスクァイア(スライドドア開)

スライドドア車は、利便性の高さや狭い場所での使い勝手が良いことから、デメリットよりメリットの方が大きいと感じる方が多いため人気です。

トヨタのスライドドア車には、さまざまなモデルがあるだけでなく、スライドドアの形式も異なります。そのため、トヨタのスライドドア車を選ぶときは、開口部の広さや乗り降り・積み下ろしのしやすさだけでなく、ドアの開閉速度や開閉時間がどのくらいかかるのかということもチェックしておくとよいでしょう。

もし、スライドドア車を検討しているときに、スライドドアの開閉速度が遅いと感じたときは、KINTO FACTORYのクイックドアを施工できるモデルを選び、購入後にクイックドアを施工することをおすすめします。

最後にKINTO FACTORYについて紹介します。

 

KINTO FACTORYってなに?サービスの利用方法や施工場所について

KINTO FACTORY

KINTO FACTORYとは既に購入されユーザーが保有している車の安全装備や便利機能を最新化し、これまで後付けができなかった新車工場装着のメーカーオプションを後付けすることができるサービスです。その他にも「86 REFRESH サービス」のように低年式多走行により経年劣化した機能や、内装をリフレッシュ、リフォームするサービスも展開しています。

トヨタ、レクサス、GRのブランドを展開しており、その全てがトヨタ自動車のメーカー品質で提供されメーカー保証が付帯します(※)。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトから24時間でき、夜間や販売店の定休日なども申し込みが可能です。WEBサイトで申し込みを行い部品手配が完了した後、指定した販売店に車両を持ち込み施工する流れとなります。メーカー純正部品で施工することに加え、レクサス販売店の整備品質で施工できるので安心です。

※車種ごと、商品ごとに保証期間、保証内容が異なります 

「KINTO FACTORY」を運営するKINTOはメインの事業がサブスクリプションの提供ですが、「KINTO FACTORY」はKINTOで契約したサブスク車両以外の車も施工可能です。

サービス対象車種はこちらからご確認いただけます。

 

KINTO FACTORYをご利用いただいたお客様の声も掲載しております。お客様の声はこちら

 

Share: