高級ミニバンとして高い人気を誇るアルファードには、純正オプションでカスタムする方法や社外品を使ってカスタマイズする方法などがあります。どちらの方法でカスタムする場合であっても40アルファードに適合したパーツを使用することが重要です。この記事では、40系アルファードの概要や適合するカスタムパーツの選び方、KINTO FACTORYのアップグレードメニューなどについて解説します。
40系アルファードのカスタム事情解説!失敗しない社外品の選び方や純正オプションを使ったカスタマイズも紹介
40系アルファードとは?
40アルファードは、兄弟車のヴェルファイアとともに2023年6月にフルモデルにチェンジして誕生したトヨタの最高級ミニバンの4代目です。
4代目となる40系アルファードは「性能を世界基準に昇華させる」を開発テーマに定め、プラットフォームを刷新しました。また、“大空間高級サルーン”として、振動・騒音対策、燃費や走りといった基本性能を向上させながら、内装・外装デザイン、ゆとりの室内空間、使い勝手などを改良し、高級ミニバンとしての価値をさらに高めています。
40アルファードのグレードは次のとおりです。
40系アルファードのグレード(2024年10月時点) | |||
グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 価格(税込) |
Executive Lounge | 2.5Lハイブリッド | 2WD | 850万円 |
E-Four | 872万円 | ||
Z | 2.5Lハイブリッド | 2WD | 620万円 |
E-Four | 642万円 | ||
2.5Lガソリン | 2WD | 540万円 | |
4WD | 559万8000円 |
40アルファードのグレードは、Executive LoungeとZの2グレード展開です。パワートレーンは、Executive Loungeが2.5Lハイブリッドのみ、Zが2.5Lハイブリッドと2.5Lガソリンとなっています。駆動方式は、2WDとE-Fourが用意されています。
次に40アルファードの主要スペックを見てみましょう。
40アルファード主要スペック(2024年10月時点) | |||
グレード | Executive Lounge | Z(ハイブリッド) | Z(ガソリン) |
全長(mm) | 4,995 | ||
全幅(mm) | 1,850 | ||
全高(mm) | 1,935 ※19インチタイヤ装着を除く | ||
ホイールベース(mm) | 3,000 | ||
最小回転半径(m) | 5.9 | ||
乗車定員(名) | 7 | ||
パワートレーン | |||
エンジン | 2.5Lハイブリッド | 2.5Lガソリン | |
エンジン排気量(cc) | 2,487 | 2,493 | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 | Super CVT-i(自動無段変速機) | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | ||
燃料タンク容量(L) | 60 | 75 (E-Fourは65) | |
WLTCモード燃費(2WD) | 17.5km/L | 17.7km/L | 10.6km/L |
サイズは全グレード同じです。パワートレーンは、Executive LoungeとZ(ハイブリッド)が同じ2.5Lハイブリッドシステム、Z(ガソリン)が2.5L自然吸気ガソリンエンジンを搭載します。
アルファードをより個性的にするカスタム
40系アルファードは、ノーマル状態でも存在感や高級感ある仕上げとなっているため、十分に満足できるモデルと言えますが、個性的なカスタムをするとさらに所有する満足感や特別感を感じることができるでしょう。ここからは、40アルファードに適合する個性的なカスタムについて解説します。
モデリスタ(MODELLISTA)
モデリスタ(MODELLISTA)パーツは、ワイドで高級感を演出するメッキ加飾をフロントフェイスにレイアウトしながら、サイドスカートにシャープで伸びやかなメッキパーツを使用することで、重厚感とスタイリッシュさを両立していることが特徴です。40系アルファードの主なモデリスタパーツは下記のとおりです。
- MODELLISTA AERO PARTS SET(フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスタイリングキット(リヤスカート+ドレスアップマフラー)のセット)
- シグネチャーイルミブレード
- イルミルーフスポイラー
など
モデリスタのエアロパーツは、フロント・サイド・リヤにメッキパーツを装着することで存在感を際立たせています。エレガントさと個性を両立させたエアロパーツを装着したい場合は、モデリスタのエアロパーツセットを取り付けるとよいでしょう。なお、エアロパーツセットに含まれるパーツは、個別で装着することも可能です。
その他にも、モデリスタでは「クールシャインキット」をラインアップしています。クールシャインキットのパーツは以下のとおりです。
- クールシャインキット(フードガーニッシュ+フェンダーガーニッシュ+ミラーガーニッシュ+サイドドアガーニッシュ+リヤクォーターガーニッシュ+バックドアガーニッシュ)
クールシャインキットは、メッキパーツのアクセントを随所に配し、オリジナルのスタイルをそのままに個性的に仕上げるキットとなっています。なお、クールシャインキットに含まれるパーツは個別で装着することも可能です。
さらに、モデリスタではホイールやインテリアの装備も用意しています。主なアイテムは次のとおりです。
- 20インチアルミホイール&タイヤセット MODELLISTA WingDancer ⅩⅦ〈ブラック×ポリッシュ〉
- マルチカラーインテリアイルミネーション(【メインカラー全7色】赤、橙、黄、緑、青、紫、白+グラデーションモード)
- ラゲージLED
- LEDスマートフットライト
など
より個性的なスタイリングに仕上げたり、使い勝手を向上させたいのであれば、モデリスタのカスタムパーツの取り付けを検討するとよいでしょう。
GR PARTS(TRD)
GR PARTS(TRD)では、魅力あるスタイリングと空力性能向上を高次元で融合させたカスタムパーツをラインアップしています。主なラインアップは次のとおりです。
- GRスポーツサイドバイザー(エアロスタビライジングフィン付きのバイザー。外気の再侵入を防ぐような形状にすることで車内の換気性能を向上)
- GR20インチ鋳造アルミホイール&タイヤセット(セキュリティロックナット付)
- GR「パフォーマンスダンパー®」セット(車種専用設計のダンパーで走行中に感じる振動や騒音を軽減することにより、乗車時の快適性と高速走行時の操縦安定性を両立。ボディ剛性補強とは異なる上質な走りを実現します)
- 室内用パフォーマンスダンパーセット(シート下部に取り付ける車種専用設計のダンパー。走行中に感じる振動や騒音を軽減します)
- GRドアスタビライザー&GRブレースセット(フロントドアにドアスタビライザー、フロントサスペンションメンバー部分とフロアにブレースを装着することでステアリング操作時の車両反応を向上させます)
など
GR PARTSは、走行性能を向上させるアイテムを複数ラインアップしています。見た目をそのままに走りの質を向上させたい方はGR PARTSの取り付けを検討するとよいでしょう。
外装のカスタム
40アルファードの外装カスタムは、エアロパーツやホイール、サスペンションやマフラーなどがあります。エクステリアのパーツをカスタムすると、スタイリングを変化させたり、空力性能を向上させたり、乗り心地を変えたりすることができます。
外装のカスタムパーツを選ぶときは、40アルファードに適合していることを確かめるだけでなく、そのパーツを取り付けることでどのような効果があるのかしっかり確認してから取り付けると納得のできるカスタムができるでしょう。
内装のカスタム
40アルファードの内装カスタムは、イルミネーションの追加や内装パネルの変更、シートカバーやフロアマットなどがあります。インテリアのパーツをカスタムすると、室内の雰囲気や乗り込んだときに受ける感触を変えることができます。
内装のカスタムパーツを選ぶときは、40アルファード用の設計がされているか確認しましょう。また、室内の雰囲気にどのような影響を及ぼすのか確かめてから取り付けることをおすすめします。
40アルファードを純正パーツでカスタムする意外な方法
40アルファードのカスタムは、ディーラーオプションやアフター(社外品)パーツだけではありません。実は、トヨタ純正パーツを使ったトヨタ公式カスタムもあるのです。
トヨタ公式の純正パーツカスタムを展開しているKINTO FACTORYでは、メーカーオプションの後付けやディーラーオプションにない独自のカスタムパーツ(メーターデザインアップグレード)をラインアップしています。
KINTO FACTORYのカスタムは、Webでアイテムを探し、適合確認と申込みをして、正規販売店にクルマを持ち込んで施工するだけとなっているため、簡単な手順でカスタムすることができます。
現時点(2024年10月現在)における40アルファードのメニューは次のとおりです。
【KINTO FACTORYメニュー】40アルファード
現時点ではバリエーションが少ないものの、今後アイテムが追加される可能性があります。最新情報につきましては、KINTO FACTORY公式サイトやKINTO FACTORY40アルファードページをご覧ください。
純正にこだわるなら販売店オプションやKINTO FACTORYのメニューがおすすめ
40アルファードのカスタムパーツは、純正オプションやトヨタ公式アップグレードメニューだけでなく、社外品・アフターパーツなど、数多く存在しています。
40アルファードの魅力をさらに引き立てるカスタムをしたいものの、純正パーツにこだわりたい方や安心してカスタムを楽しみたい方は、純正オプションや純正カスタムパーツ(KINTO FACTORY)がおすすめです。
40アルファードを安心してカスタムしたいと考えているのであれば、メーカーが認めるパーツを使用する純正オプションパーツやKINTOFACTORYのアップグレードを検討しましょう。
最後に、KINTO FACTORYについて紹介します。
KINTO FACTORYってなに?サービスの利用方法や施工場所について
KINTO FACTORYとは、既に購入されユーザーが保有している車の安全装備や便利機能を最新化し、これまで後付けができなかった新車工場装着のメーカーオプションを後付けすることができるサービスです。その他にも「86 REFRESH サービス」のように低年式多走行により経年劣化した機能や、内装をリフレッシュ、リフォームするサービスも展開しています。
トヨタ、レクサス、GRのブランドを展開しており、その全てがトヨタ自動車のメーカー品質で提供されメーカー保証が付帯します(※)。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトから24時間でき、夜間や販売店の定休日なども申し込みが可能です。WEBサイトで申し込みを行い部品手配が完了した後、指定した販売店に車両を持ち込み施工する流れとなります。メーカー純正部品で施工することに加え、レクサス販売店の整備品質で施工できるので安心です。
※車種ごと、商品ごとに保証期間、保証内容が異なります
「KINTO FACTORY」を運営するKINTOはメインの事業がサブスクリプションの提供ですが、「KINTO FACTORY」はKINTOで契約したサブスク車両以外の車も施工可能です。
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