2024.10.31 UP

トヨタ86の中古車は高い車両を買わなくてもいい?!中古の86(ZN6)を手に入れたらやるべきことを解説!

GR86にモデルチェンジしてもなお人気が高いZN6のトヨタ 86。FRスポーツカーを手に入れて、楽しいカーライフを始めるために、中古車のトヨタ 86を検討している方もいるのではないでしょうか。中古車を購入するときに気になるのが、車の購入費用やエンジンや足回りなど、購入後の不具合・経年劣化によるトラブルなどです。

この記事では、トヨタ86の中古車相場、トヨタ 86の中古車を購入したときに実施しておきたいトヨタ公式のリフレッシュプラン、予算の使い方などを解説します。中古車のトヨタ 86を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の目次
トヨタバナー.jpg

トヨタ86(ZN6)の中古車はどのくらいで買える?

トヨタ86(GT)

トヨタ 86(ZN6)は、2012年から2021年まで販売された2ドアFRスポーツカーです。最終モデルから約3年が経過した時点のトヨタ 86の中古車価格はどのくらいなのでしょうか。

トヨタ 86の中古車価格(2024年10月時点)は、約80万円〜となっています。カスタマイズされている車両や状態が良い車両の場合300万円以上となっていることも珍しくありません。中古車平均価格は、193万円となっていることからも、中古車もそれなりの価格となっているといえるでしょう。

そのため、状態が良いマイナーチェンジ後(後期型)のトヨタ86で手に入れるためには、予算が300万円以上必要となります。

トヨタ86(後期型)

初代トヨタ 86が気に入っていて、なんとしてでもトヨタ 86後期モデルを手に入れたいのであれば、300万円以上の費用をかけて状態が良い車両を手に入れるとよいでしょう。

一方、販売終了時点から3年以上経過した車に対して300万円以上の購入費用を掛けられないという方もいるのではないでしょうか。このようなときは、前期型を選んだり、予算に見合った車両を見つけたりする必要があります。ただし、予算を下げたり、古い年式の車両を手に入れたりしたときに、不安なのが車の経年劣化や不具合です。このような不安があるときは、トヨタ自動車が公式に用意しているリフレッシュメニューでトヨタ 86をリフレッシュしましょう。

■関連記事

>>86のアイドリング不調の原因や改善方法を紹介

>>86(ZN6)の乗り心地を改善!乗り心地悪化の原因と足回りの交換

 

やっぱりMT車?それともAT車?違いやメリット・デメリットを解説

トヨタ86(後期型)

トヨタ 86の中古車を選ぶときの悩みは、予算だけではありません。MT車とAT車のどちらにするか悩むことがあるでしょう。MT車とAT車では、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ここでは、トヨタ 86のMT車とAT車のメリットとデメリットを簡潔に紹介します。

 

トヨタ 86 MT車のメリットとデメリット

トヨタ86(MT車シフトノブ)

メリット

  • 運転する楽しさ、車を操る気持ちよさを感じられる
  • ギア選択ができるため、速度調整や状況に合わせたパワーコントロールができる
  • 誤発進するおそれがない

など

デメリット

  • 渋滞時や混雑時はAT車よりも疲れる可能性がある
  • 久しぶりにMT車に乗る場合は慣れるまで時間がかかる
  • AT限定免許の場合は限定解除が必要

など

 

トヨタ 86 AT車のメリットとデメリット

トヨタ86(AT車シフトノブ).jpg

メリット

  • MT車より操作が簡単
  • AT限定免許でもスポーツカーの楽しさを感じられる
  • ロングドライブでも疲れにくい

など

デメリット

  • 車を操っている感覚はMT車の方がある
  • ペダルを踏み間違えると誤発進する恐れがある

など

MT車とAT車では、それぞれにメリットとデメリットがあります。どちらの方が良いのかは、それぞれのライフスタイルや免許の条件などによって異なるため、慎重に検討しましょう。

 

トヨタ 86 前期と後期の違い

トヨタ86(後期型空力性能).jpg

トヨタ 86は、2012年にデビューし、2016年にマイナーチェンジされ、2021年まで販売されました。そのため、2012年から2016年のマイナーチェンジ前までが前期型、2016年のマイナーチェンジから販売終了までが後期型となります。

では、トヨタ 86の前期と後期ではどのような違いがあるのでしょうか。主な違いをまとめて紹介します。

 

【トヨタ 86 前期と後期の主な違い】

  • エンジン吸排気系改良(MT車)などによる低回転域からのリニアなトルクの立ち上がりの実現
  • ショックアブソーバーのバルブ構造見直しによる優れた操縦安定性の確保
  • フロントビューからリヤビューまで空力性能向上をメインとした外形デザインに変更
  • トヨタ最小径のステアリングホイールに加え、4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(GT“Limited”、GTに標準装備)を採用するなど車との一体感を高めたコックピットに変更

 

トヨタ86 前期と後期の違いを画像で比較!

エクステリアの違い

86前期.jpg

 

86後期.jpg

 

インテリアの違い

前期型

トヨタ86(前期型インテリア).jpg

 

後期型

トヨタ86(後期型インテリア).jpg

 

 

トヨタ86の中古車を買ったらやるべきこととは?経年劣化した86を新車同様にリフレッシュ

トヨタ86(透視図).jpg

トヨタ 86の中古車を購入した際に実施しておきたいのは、車両の状態を新車時のような状態に回復させるためのリフレッシュ作業です。

そのため、トヨタ 86の予算のうち、約100万円をリフレッシュ用の費用として考えておくとよいでしょう。

なぜ約100万円の予算が必要なのかというと、100万円程度の予算をリフレッシュのために用意しておけば、エンジンや足まわりなど走りに影響する部分のリフレッシュをフルで実施することができるためです。

トヨタ 86のリフレッシュを依頼できるのは、カスタムショップや整備工場などの他に、トヨタ自動車公式のアフターサービスを展開しているKINTO FACTORYがあります。

 

トヨタ86の中古車を買ったらエンジンや足まわりなどをKINTO FACTORYでリフレッシュ!

トヨタ86(走行イメージ).jpg

KINTO FACTORYでは、トヨタ公式のリフレッシュコースを5つ用意しています。リフレッシュコースが5つに分かれているのは、中古車の状態や車を使用することで発生する経年劣化の具合が1台ずつ異なるためです。

トヨタは、新車販売や部品の販売だけでなく、世の中で使われている愛車を最後まで大切に乗り続けてもらいたいと考えています。

KINTO FACTORYで用意しているトヨタ公式のトヨタ 86リフレッシュコースは、年式が古くなったり走行距離が多くなったりした愛車を安心して乗り続けてもらいたいというトヨタの想いから誕生しました。

トヨタ公式のリフレッシュコースは、メーカー保証が付帯し、正規販売店で実施するため、安心して施工することができます。

トヨタ 86を長く安心して乗り続けるためにも、中古車を手に入れたら、トヨタが公式で用意しているリフレッシュコースを実施しておくことを強くおすすめします。

 

【トヨタ公式】トヨタ86(ZN6)のリフレッシュコース

トヨタ86(透視図:パワーユニット).jpgKINTO FACTORYで用意しているトヨタ公式のトヨタ 86リフレッシュコースは次の5つです。

※交換部品や施工内容の詳細は各コースの商品ページを確認してみてください

エンジンリフレッシュコース(税込:12万円1,000円)

  • エンジン内部の洗浄と点火系(スパークプラグ・イグニッションコイル)の交換

マウントゴムリフレッシュコース(税込:9万9,000円)

  • エンジンマウント、ミッションマウント、デフマウント、マフラークッションの交換

足回りゴムブッシュリフレッシュコース(税込:12万2,100円)

  • アッパーサポート、バンプラバー、ショックダストブーツ、ロアアームの交換

ショックアブソーバーリフレッシュコース(税込:16万3,900円)

  • ショックアブソーバー交換、アライメント調整

ブレーキリフレッシュコース(税込:12万5,400円〜38万5,000円)

  • ブレーキキャリパーオーバーホール、ローター交換、パッド交換[亜松28] 

これらすべて実施した場合、63万1,400円〜89万1,000円です。そのため、リフレッシュのための予算として100万円を用意しておけば、エンジン、足まわり、ブレーキなど、トヨタ公式リフレッシュを受けることができます。

86の中古車を購入後いっぺんにやるもよし、車の状態に応じて1コースずつ施工していくもよし。ご自身の予算に応じて柔軟に選択できます。

 

 

トヨタ86(ZN6)の中古車を選ぶときは購入価格+リフレッシュ費用で予算を組もう

トヨタ86.jpg

トヨタ 86の中古車を購入するときは、トヨタ公式のリフレッシュコースがあること、リフレッシュコースすべてを実施しても100万円以下となることを踏まえて予算を組んだり、車両選びをしたりするとよいでしょう。

例えば、合計の予算が200万円の場合、100万円程度の車両とKINTO FACTORYのリフレッシュコースを実施するといった内訳にすれば、気持ちよくスポーツカーライフをスタートできます。

そのため、トヨタ 86(ZN6)の中古車を検討するときは、車両購入価格+リフレッシュコースで予算を決めるとよいでしょう。

トヨタのFRスポーツカー「86」を中古車で購入しようと考えている方、長年にわたりトヨタ 86を愛車として乗り続けている方など、トヨタ 86の経年劣化を気にしている方は、この機会にKINTO FACTORYのリフレッシュコースの実施を検討してみてはいかがでしょうか。

最後に、KINTO FACTORYについて紹介します。

 

KINTO FACTORYってなに?サービスの利用方法や施工場所について

KINTO FACTORY

KINTO FACTORYとは既に購入されユーザーが保有している車の安全装備や便利機能を最新化し、これまで後付けができなかった新車工場装着のメーカーオプションを後付けすることができるサービスです。その他にも「86 REFRESH サービス」のように低年式多走行により経年劣化した機能や、内装をリフレッシュ、リフォームするサービスも展開しています。

トヨタ、レクサス、GRのブランドを展開しており、その全てがトヨタ自動車のメーカー品質で提供されメーカー保証が付帯します(※)。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトから24時間でき、夜間や販売店の定休日なども申し込みが可能です。WEBサイトで申し込みを行い部品手配が完了した後、指定した販売店に車両を持ち込み施工する流れとなります。メーカー純正部品で施工することに加え、レクサス販売店の整備品質で施工できるので安心です。

※車種ごと、商品ごとに保証期間、保証内容が異なります 

「KINTO FACTORY」を運営するKINTOはメインの事業がサブスクリプションの提供ですが、「KINTO FACTORY」はKINTOで契約したサブスク車両以外の車も施工可能です。

サービス対象車種はこちらからご確認いただけます。

 

KINTO FACTORYをご利用いただいたお客様の声も掲載しております。お客様の声はこちら

 

Share: