レクサス NXには、カラー変更可能な間接照明がされているグレードがあります。欧州車を中心に車内の間接照明はアンビエントライトと言われることが多いですが、レクサスではカラー変更可能なアンビエントライトのことを「インテリアイルミパッケージ」という名称で設定しています。
このような名称となっているのには理由があるのでしょうか。この記事では、インテリアイルミパッケージやアンビエントライトの意味、設定グレード、調整方法、減光機能のキャンセル方法などについて解説します。
レクサス NXのインテリアイルミパッケージについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

レクサスのアンビエントライトとは?

レクサス NXの内装には間接照明が装備されています。車内の間接照明は、一般的にアンビエントライトと呼ばれますが、レクサスではインテリアイルミパッケージという名称です。この違いは何なのでしょうか。
そもそも、輸入車で採用されはじめたことをきっかけに知られるようになったアンビエントライトの「アンビエント」とは、「環境」という意味です。直訳すると「室内環境の照明」ということになります。
一方、インテリアイルミパッケージの「インテリアイルミネーション」を直訳すると「室内装飾照明」です。言い換えると、レクサスはイルミネーションを室内の装備や内装の一部と考えているということになります。
アンビエントライトとインテリアイルミネーションは、同じような意味に聞こえたり、同じような装備と思ったりすることがあるかもしれませんが、わずかに意味が異なるといえるでしょう。
また、レクサスの場合、間接照明を内装の一部と捉えていることから、シフトレバーをPから動かすと、イルミネーションが目立ちすぎないよう光量を下げてドライビングに集中できるようになっています。本記事では、この機能を「減光機能」と呼びます。

この減光機能は、一部改良で減光が廃止されたり、KINTO FACTORYのイルミネーションアップグレードを施工することでキャンセルしたりできるものの、内装の一部としてのイルミネーションという基本スタンスは変わっていません。そのため、インテリアイルミネーションが眩しいと感じることがほとんどなく、運転中の視界の妨げにならないよう光量が工夫されています。
レクサスNXのインテリアイルミネーション(アンビエントライト)設定グレード

室内の造形や素材を美しく魅せる間接照明「インテリアイルミパッケージ」が設定されているグレードは次のとおりです。(2024年10月時点)
- NX450h+“version L”/NX450h+“F SPORT”/NX450h+“OVERTRAIL”
- NX350h“version L” /NX350h“F SPORT” /NX350h“OVERTRAIL”
- NX350“F SPORT” /NX350“OVERTRAIL”
- NX250“version L”

照明が設置される部位は次の4ヶ所となります。
- 前席足元
- e-ラッチインサイドドアハンドル
- ドアトリム
- フロントコンソールトレイ
なお、NX350とNX250のドアトリムとフロントコンソールトレイには照明がありません。前席足元とe-ラッチインサイドドアハンドルには照明がありますが色変更ができません。

また、ディーラーオプションを選択すれば、以下の2ヶ所のイルミネーションを追加することが可能です。
- カップホルダーイルミネーション
ドアポケットイルミネーション
インテリアイルミネーションの設定方法
インテリアイルミネーションは、プリセットされている14色のテーマカラーと50色の好みのカラーから選択することができます。
HP内に動画があります。こちらもご覧ください。
インテリアイルミネーションの設定方法や調整は、以下の手順で行います。
【インテリアイルミネーションのカラー設定】

- センターディスプレイの設定画面から「車両のカスタマイズ」を選択
- メニュー内の「イルミネーション」を選択
- イルミネーションのメニュー内にある「カラー」からテーマカラーやカスタムカラーを選ぶ
【インテリアイルミネーションの明るさ調整】

- センターディスプレイの設定画面から「車両のカスタマイズ」を選択
- メニュー内の「イルミネーション」を選択
- イルミネーションのメニュー内にある「明るさ」から明るさの範囲変更やエリアごとの明るさを調整する
走行中に暗くなる?シフトチェンジでインテリアイルミネーションが暗くならない方法

レクサス NXのインテリアイルミネーションは、シフトチェンジをすると光量が抑えられる「減光機能」が装備されています。この減光機能は、基本的にキャンセルすることができません。
減光機能をキャンセルしたい方は、レクサス公式のアップグレードサービスを展開するKINTO FACTORYでイルミネーションをアップグレードするとよいでしょう。
KINTO FACTORYのイルミネーションアップグレードでは、レクサス純正パーツを使用したアップグレードとなるだけでなく、正規販売店で実施し、メーカー保証も付帯するため、安心して施工することができます。
詳しくはKINTO FACTORYの商品ページをご覧ください。
年次改良で減光しない仕様になった
レクサス NXは、2021年のデビュー以降、年次改良によって機能や走りを進化させています。
この年次改良の中で、インテリアイルミネーションの減光が廃止される改良が実施されました。そのため、年次改良後のNXに乗っている場合は、シフトレバーをPレンジ以外に入れても減光しない場合あります。
KINTO FACTORYでは、減光しないNX向けのイルミネーションアップグレードも用意しています。レクサス公式KINTO FACTORYアップグレードを施工するときは、登録年や減光機能の有無をしっかりご確認ください。
レクサス公式アップグレードメニュー(KINTO FACTORYレクサスNXメニュー)

KINTO FACTORYでは、イルミネーションアップグレードの他にも、レクサス公式アップグレードメニューを用意しています。どのメニューにも共通しているのは以下の点です。
気になる方は、KINTO FACTORYのWEBサイトを見てみてください
- レクサス純正パーツを使用したアップグレード
- メーカー保証付帯
- 正規販売店でアップグレードを施工
そのため、安心して施工することができます。KINTO FACTORYでラインアップしているレクサス NXのアップグレードメニューは、内装アップグレードや内装アップグレード、ブレーキキャリパー変更などです。詳しいメニューについては、公式サイトでご確認ください。
■関連ページ

最後に、KINTO FACTORYについて紹介します。
KINTO FACTORYってなに?サービスの利用方法や施工場所について

KINTO FACTORYとは、既に購入されユーザーが保有している車の安全装備や便利機能を最新化し、これまで後付けができなかった新車工場装着のメーカーオプションを後付けすることができるサービスです。その他にも「86 REFRESH サービス」のように低年式多走行により経年劣化した機能や、内装をリフレッシュ、リフォームするサービスも展開しています。
トヨタ、レクサス、GRのブランドを展開しており、その全てがトヨタ自動車のメーカー品質で提供されメーカー保証が付帯します(※)。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトから24時間でき、夜間や販売店の定休日なども申し込みが可能です。WEBサイトで申し込みを行い部品手配が完了した後、指定した販売店に車両を持ち込み施工する流れとなります。メーカー純正部品で施工することに加え、レクサス販売店の整備品質で施工できるので安心です。
※車種ごと、商品ごとに保証期間、保証内容が異なります
「KINTO FACTORY」を運営するKINTOはメインの事業がサブスクリプションの提供ですが、「KINTO FACTORY」はKINTOで契約したサブスク車両以外の車も施工可能です。
サービス対象車種はこちらからご確認いただけます。
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