2024.08.30 UP

後付けアクセサリーコンセントとポータブル電源ならどっちがいい?

災害時や緊急時の電源供給に欠かせないコンセント。近年では、クルマにアクセサリーコンセントを取り付けることができたり、ポータブル電源が普及したりしていることから、どちらの方が災害時の備えとして向いているのか考える人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、後付けアクセサリーコンセントとポータブル電源のメリット・デメリット、外部給電システム(アクセサリーコンセントやポータブル電源)導入にかかる費用の比較などを通じて、災害時の備えとしてどちら方が向いているのか考察します。

この記事の目次
トヨタバナー.jpg

アクセサリーコンセントとポータブル電源の違い

外部給電(イメージ)

まず、アクセサリーコンセントとポータブル電源の違いについて解説します。アクセサリーコンセントもポータブル電源も電源を供給するシステムであることには変わりありません。ただし、電源の供給方法に違いがあります。

アクセサリーコンセントはクルマに充電されたバッテリー(バッテリー残量が減った場合はエンジンで発電)から電力を供給しているのに対し、ポータブル電源は本体に充電された電力を供給する仕組みです。

そのため、より長時間にわたり電気を使用するためには、バッテリー残量が減ってきたときにエンジンで発電・充電できるアクセサリーコンセントか、大容量バッテリーを搭載するポータブル電源を用意する必要があります。

災害時には数日〜1週間程度の備蓄が必要と言われていることから、電源も数日〜1週間程度分を確保しておいた方がよいといえるでしょう。

また、災害時に必要な電源を用意するときは、バッテリーの容量だけでなく出力にも注目する必要があります。災害時に必要となる可能性がある電気製品は、スマートフォンや照明器具だけではありません。その他にも、ポットや炊飯器などを使う可能性もあります。このようなことも考えると、最大出力は1,000W以上あると安心です。

参考資料:トヨタの給電 よくある質問「1500W以内ではどのような電気製品が使えますか

 

アクセサリーコンセントとポータブル電源のメリットとデメリット

アクセサリーコンセント

では、次にアクセサリーコンセントとポータブル電源のメリットとデメリットを解説します。

 

アクセサリーコンセントのメリットとデメリット

アクセサリーコンセントの主なメリットとデメリットは次のとおりです。

 

【アクセサリーコンセントのメリット】

  • クルマから直接電源が取れる
  • バッテリー容量が少なくなったらエンジンで発電できる
  • 荷室などにバッテリーを置くスペースを別途用意する必要がない
  • 充電の手間がない
  • 最大数日間にわたり電源を供給することができる

など

 

【アクセサリーコンセントのデメリット】

  • 持ち運びや持ち出しができない
  • クルマそのものの始動ができない場合は電源供給ができない
  • ポータブル電源よりコンセントの数が少ない場合がある
  • 燃料がなくなった場合に発電できない
  • 走行中に電源供給できないタイプがある

など

 

ポータブル電源のメリットとデメリット

ポータブル電源の主なメリットとデメリットは次のとおりです。

 

【ポータブル電源のメリット】

  • キャンプやアウトドアの際に、持ち運びや持ち出しができる
  • ポートの種類や数が多い
  • クルマが走っているときも電源の供給ができる
  • ソーラーパネルで充電できるタイプもあり、アウトドアやキャンプで活躍する

など

 

【ポータブル電源のデメリット】

  • バッテリーを車内に置いておくと発火する恐れがある
  • バッテリー容量が多くなると重量が重くなり本体の大きさも大きくなる
  • バッテリー容量によって本体の価格が異なる
  • クルマにポータブル電源を載せると荷室や室内のスペースの一部が狭くなる
  • 充電する必要がある
  • バッテリー切れになると電源供給されない

など

 

電源供給システム(アクセサリーコンセントやポータブル電源)を導入する際にかかる費用

後付けアクセサリーコンセント

アクセサリーコンセントやポータブル電源などの電源供給システムを導入するためには費用がかかります。それぞれどの程度の費用がかかるのか、どこで購入することができるのか解説します。

 

後付けアクセサリーコンセントの購入方法

後付けアクセサリーコンセントは、KINTO FACTORYで購入することができます。

KINTO FACTORYでは、後付けのメーカーオプションやステアリング交換・内装のアップグレードなどを提供しており、ラインアップの中に後付けアクセサリーコンセントも用意しています。

 

KINTO FACTORYの後付けアクセサリーコンセント対応車種と価格

KINTO FACTORYにて提供している後付けアクセサリーコンセントは以下の車種となります。

 

ポータブル電源の購入方法

ポータブル電源は、ホームセンターやインターネット通販などで購入できます。価格は、ポータブル電源のタイプによって異なり、バッテリー容量が多く、出力が高くなるほど価格も高くなっていく傾向がみられます。

災害時にも利用できる大容量・高出力タイプのポータブル電源になると、10万円程度〜が相場です。

近年はアウトドアブームやキャンプ、グランピングで活躍する機会も多く様々なタイプが発売されています。

 

災害発生時は一刻も早く逃げることが重要

価格だけを比較すると、アクセサリーコンセントとポータブル電源のどちらも同じ価格帯です。

ただし、長時間にわたり電源を供給したい場合には、アクセサリーコンセントの方がよいといえるでしょう。

ポータブル電源も大容量・高出力タイプであれば、長時間にわたり電力を供給することができます。しかし、大容量・高出力のポータブル電源は、本体が大きく重量も重くなるため持ち運びが大変です。

災害時は一刻も早く避難することが求められることから、災害時の備えとしてはアクセサリーコンセントの方がよいといえます。

 

アクセサリーコンセントを後付けするならKINTO FACTORY

ハリアー

災害時の備えとして電源供給システムを用意しておきたい場合は、ポータブル電源よりもアクセサリーコンセントの方がよいといえるでしょう。現在所有しているクルマにアクセサリーコンセントを後付けしたいと思ったときは、KINTO FACTORYで後付けすることをおすすめします。

KINTO FACTORYの後付けアクセサリーコンセントは、メーカー純正パーツを使用し、メーカー保証も付帯するため安心して取り付けることができます。

アクセサリーコンセントの価格だけを見ると少し高いように感じますが、ポータブル電源を購入するのと同じ価格帯で、災害時の備えができ、クルマとともに電源供給システムを移動させることができると考えれば、費用対効果は十分だといえるでしょう。

そのため、アクセサリーコンセントAC100V・1500Wは、災害時の備えとして取り付けておいて損はない装備といえるのではないでしょうか。あなたもこの機会にKINTO FACTORYでアクセサリーコンセントの後付けを検討してみてください。

 

KINTO FACTORYってなに?サービスの利用方法や施工場所について

KINTO FACTORY

KINTO FACTORYとは既に購入されユーザーが保有している車の安全装備や便利機能を最新化し、これまで後付けができなかった新車工場装着のメーカーオプションを後付けすることができるサービスです。その他にも「86 REFRESH サービス」のように低年式多走行により経年劣化した機能や、内装をリフレッシュ、リフォームするサービスも展開しています。

トヨタ、レクサス、GRのブランドを展開しており、その全てがトヨタ自動車のメーカー品質で提供されメーカー保証が付帯します(※)。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトから24時間でき、夜間や販売店の定休日なども申し込みが可能です。WEBサイトで申し込みを行い部品手配が完了した後、指定した販売店に車両を持ち込み施工する流れとなります。メーカー純正部品で施工することに加え、レクサス販売店の整備品質で施工できるので安心です。

※車種ごと、商品ごとに保証期間、保証内容が異なります 

「KINTO FACTORY」を運営するKINTOはメインの事業がサブスクリプションの提供ですが、「KINTO FACTORY」はKINTOで契約したサブスク車両以外の車も施工可能です。

サービス対象車種はこちらからご確認いただけます。

 

KINTO FACTORYをご利用いただいたお客様の声も掲載しております。お客様の声はこちら

 

Share: