2024.08.30 UP

レクサスLSのカスタム事情について詳しく解説!レクサス公式のアップグレードサービスについても紹介

レクサスのフラッグシップセダン「LS」は、レクサスらしい高い質感やレクサスならではの”おもてなし”による高い快適性などにより、エレガントでありながらスポーティな最高級セダンとなっています。

この記事では、レクサス LSの概要をはじめ、前期型と後期型の違い、純正カスタムや社外カスタムなどについて紹介。また、レクサスが公式に提供する走りのアップグレードについても解説します。

この記事の目次
レクサスバナー.jpg

レクサスLSとは

LS500h前期型

レクサス 5代目LSは、高級車の新たな基準となった初代モデル以来継承されている、滑らかでパワフルな走りや圧倒的な静粛性・快適性など、LSのDNAをそのままに、セダンとして十分な居住性を確保しながら、斬新なクーペシルエットを採用し、エモーショナルな走りや先進技術などが特徴のフラッグシップモデルです。

また、5代目LSは、2017年10月19日の販売開始から、一部改良やマイナーチェンジなどを繰り返し、進化を続けています。これまでさまざまな進化をしてきた5代目LSの主な遍歴を見てみましょう。

  • 2017年10月19日:5代目LS発売
  • 2018年8月30日:一部改良(AWD車のショックアブソーバーに伸圧独立オリフィスを採用し乗り心地が向上。マルチステージハイブリッドシステムのエンジンサウンド、変速制御のチューニング、制振材の追加などにより静粛性が向上。進化した予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を標準仕様に採用)
  • 2019年10月3日:一部改良(FR車のショックアブソーバーにAWD車と同様の伸圧独立オリフィスを採用。ランフラットタイヤの補強層構造の最適化、AVSやリヤサスペンションマウントのチューニング。ハイブリッド車「LS500h」加速時のバッテリーのアシスト量を増加させてアクセル特性を変更し、駆動力と静粛性を向上)
  • 2020年11月19日:マイナーチェンジ(パワートレーンやサスペンションからシート縫い位置などの細部に至るまで徹底的なつくりこみを実施。エクステリアやインテリアの変更、新規外板色「銀影(ぎんえい)ラスター」の採用、3.5L V型6気筒ツインターボエンジンのエンジントルク特性やシフトスケジュールの変更などによりレスポンスを向上させる など)
  • 2021年10月28日:一部改良(静粛性および乗り心地の更なる向上)
  • 2022年10月13日:一部改良(Always Onの精神で、乗り心地の更なる向上と優れた操縦安定性を確保、最新のマルチメディアを採用、予防安全技術の機能拡充 など)
  • 2023年10月4日:一部改良(ボディ剛性強化などにより操舵安定性と上質な乗り心地をさらに向上)

デビューから絶えず進化を続けてきたLSにおいて注目すべきポイントは、2019年10月の一部改良と2020年11月のマイナーチェンジで実施された走りの特性の変更です。パワートレーン特性の変更は、LS500hが2019年10月の一部改良、LS500が2020年11月のマイナーチェンジで実施されました。

 

LSの前期型、後期型の違い

LS前期型

レクサス LSは、2017年から2020年のマイナーチェンジまでが前期型、2020年以降が後期型となります。前期型と後期型の主な違いは次のとおりです。

 

【エクステリア(LS500h/LS500共通)】

LS後期型(エクステリア)

  • 美しい輝きと奥行きを感じる深い陰影を特徴とするシルバーの外板色 銀影(ぎんえい)ラスターを設定
  • フロントバンパーコーナー部に縦基調のキャラクターラインを配置し、オーバーハングが短く見える意匠とすることで、LSならではの上質な走りを表現
  • フロントバンパー下端のメッキモールがサイドまで回り込む造形とすることで伸びやかさを表現
  • 新意匠の小型3眼ランプユニットとL字を際立たせたクリアランスランプの下にブレードスキャンAHSを搭載した厚みのあるヘッドランプ形状で風格を際立たてた
  • サブラジエーターグリルをスクエア形状とし外側に配置することでスタンスの良さを追求
  • スピンドルグリルのメッシュカラーをダークメタリックに変更し、よりフォーマルなシーンにも配慮した上品さを表現
  • リヤコンビネーションランプ内のメッキモールをピアノブラックに変更
  • 厚みを感じるランプ形状とし、ヘッドランプとの調和させるとともに存在感を際立たせた
  • “F SPORT”はサブラジエーターグリルのガーニッシュをサイドまで回り込ませることでワイドなスタンスを強調
  • “F SPORT”では専用色のスピンドルグリル、20インチホイールなどのアイテムを採用しスポーティなデザインとした

【インテリア(LS500h/LS500共通)】

LS後期型(インテリア)

  • オーナメントにプラチナ箔&西陣を新規設定し、西陣織の銀糸やプラチナ箔の輝きにより、月明りに照らされた波の揺らぎによる「月の道」を表現
  • ハンドルとセンターコンソールのスイッチ類を黒で統一し、視認性を向上させるとともに端正な印象とした
  • 使用頻度の高いシートヒーターとステアリングヒーターの操作画面を表示させるスイッチをセンターコンソールに追加
  • マルチメディアシステムに新たにタッチディスプレイを採用するとともに、SmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイに連携することで、画面操作や音声操作が可能となった

【パワーユニット】

3.5L V型6気筒ツインターボエンジン

◆3.5L V型6気筒ツインターボエンジン(LS500)

  • 使用頻度の多い走行領域でのエンジントルクの立ち上がりを向上させ、余裕のある力強い走りを実現
  • 電動駆動方式で過給圧を制御するウェイストゲートバルブのバルブ開度を緻密に制御し、アクセル操作に対して発生するエンジントルクの精度を高め、車両の加速レスポンスを向上
  • シフトスケジュールを変更し、ギヤ段を維持したまま加速できる領域を拡げることで、シフトダウン頻度を低減

 

  • 燃焼室形状の最適化により、燃焼効率を向上することで、出力、燃費性能、静粛性を向上
  • コンロッド形状の最適化やクランクシャフトのクランクピン径を拡大することで、軽量化と剛性向上による優れた静粛性を両立
  • 可変バルブタイミング機構(VVT)を油圧制御化し軽量化を図るとともに、オイルコントロールバルブをVVT内部に配置するセンタースプール構造で油路を短縮することで応答性を向上
  • 減衰力可変ダンパーAVSは、新たに設計した油圧制御用ソレノイドのオイル流量制御バルブの流路を拡大。これにより減衰力を低減し、上質な乗り心地を実現
  • 減衰力の可変幅拡大により、優れた操舵応答性と安定性を実現
  • ランフラットタイヤの縦バネ剛性、スタビライザーバーのばね定数、バウンドストッパーの先端剛性を最適化
  • エンジンマウント内のオリフィスを変更することで減衰特性を変更し、室内に伝わる振動や衝撃を低減
  • 2WD車のフロントサスペンションの高強度アルミ鍛造アームへの変更
  • タイヤの質量低減によりばね下質量を約3.5kgの軽量化

など

3.5Lマルチステージハイブリッド

◆3.5L V型6気筒ハイブリッド車(LS500h)※変更時期:2019年10月の一部改良

  • 加速時のバッテリーによるアシスト量を増加とアクセル特性の変更により駆動力と静粛性を向上

レクサス LSカスタムの傾向

LS500h version L

レクサス LSのカスタムには、エアロやドレスアップ、足回りやスロットルコントロールなどがあります。

よりスポーティでラグジュアリーなセダンとなるようカスタムするのがトレンドとなっているようです。

ここからは、どのようなパーツがあるのか代表的なアイテムを紹介します。

【レクサス LSカスタム】エアロパーツやドレスアップなど

レクサス LSのエアロパーツやドレスアップなどには、純正パーツと社外品パーツがあります。

純正パーツは、煌びやかなパーツが特徴のモデリスタ、スポーティなパーツを取り揃えるTRDなどです。フロントスポイラーやリヤスポイラー、サイドスカート、リアスカートなどを中心にラインアップしています。

社外品パーツには、フロントスポイラー、リヤスポイラー、サイドスカートをはじめ、フェンダーダクトやリップスポイラーなど、多種多様なパーツがあります。

【レクサス LSカスタム】ホイールやサスペンション変更など

レクサス LSのホイール・サスペンションなども、純正パーツと社外品パーツがあります。

純正パーツでは、ホイールやマフラーなどがラインアップされており、走りを大きく変えるカスタムパーツは用意されていないようです。

一方、社外品パーツでは、サスペンションやスロットルコントローラーなど、見た目の変化だけでなく走りの特性を変えるカスタムパーツもあります。

レクサス公式(純正)のアップグレードサービス

LS500h

5代目LS前期型のオーナーの中には、走りの特性を後期型に変更したいと考えている方もいるのではないでしょうか。このようなときは、レクサス公式(純正)のアップグレードサービスを利用して走りの特性を変更しましょう。

KINTO FACTORYでは、レクサス LSの走りの特性を変更するアップグレードメニューを用意しています。

KINTO FACTORYのアップグレードサービスとは、新車の注文時にしか選択することができなかった装備や純正アイテムなどを、現在乗っているクルマに取り付けることができる画期的なサービスです。

また、経年劣化が気になってきたパーツを新品へ交換したり、もっと運転が楽しくなるソフトウェアアップデートも提供したりしています。

これらKINTO FACTORYのアップグレードサービスは、新車で購入した方や中古車を購入した方も対象です。そのため、レクサス車オーナーであれば誰でもKINTO FACTORYのアップグレードサービスを受けることができます。

さらに、KINTO FACTORYでは、メーカー純正のパーツを使用してアップグレードや部品交換を実施するため安心です。加えて、各サービスの料金に、部品代だけでなく、保証や工賃が含まれていることもポイントです。

クルマのアップグレードをしたい、リフレッシュしたい、部品交換したいと考えている方は、KINTO FACTORYでアップグレードやリフレッシュすることをおすすめします。

では、KINTO FACTORYでラインアップしているレクサス LSのアップグレードメニューを紹介します。

詳しくはこちらボタン

レクサスLSの"加速フィーリング"を進化!POWERTRAIN SOFTWARE UPGRADEとは

LS(走行イメージ)

KINTO FACTORYが用意している「POWERTRAIN SOFTWARE UPGRADE」は、前期型のLSオーナー向けのサービスです。ソフトウェアの更新(車両の年式やパワートレインによりECU交換を伴う場合もあります)によって、後期型の走りに変えることができるため、前期型LSオーナーにおすすめのメニューとなっています。

パワートレインソフトウェアアップグレードのラインアップは以下のとおりです

 

LS500hアップグレード

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LS500アップグレード

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ソフトウェアのアップグレードを施工することで、次のような効果が得られます。

 

【ハイブリッド車(LS500h)】

使用頻度が多い走行領域でのバッテリーアシスト量を増加させ、より余裕のある加速を実現しつつ、発進の際のエンジン最高回転数を低めに設定することで静粛性が向上します。

 

【ガソリン車(LS500)】

使用頻度が多い走行領域でのエンジントルクの立ち上がりを高め、加速の際のレスポンスを向上させます。また、シフトスケジュールを変更し、各ギヤ段で加速できる領域を拡げることで、加速の際のシフトダウン頻度を低減し、余裕のある力強い走りを実現します。

 

まとめ

LS500h(銀影ラスター)

レクサスのフラッグシップセダン「LS」(5代目)は、販売開始以降、改良やパワートレイン特性の変更、マイナーチェンジなどを経て、よりラグジュアリーでスポーティなモデルへと変わりました。

特に、パワートレイン特性の変化は、運転の気持ちよさにも影響するため、後期型の走りに進化させたいと考える前期型のオーナーも多いのではないでしょうか。このようなときは、KINTO FACTORYでソフトウェアのアップグレードをしましょう。

KINTO FACTORYなら、LSの走りの特性を後期型にするアップグレードメニューを用意しています。また、純正パーツを使ったアップグレードとなるため安心です。

前期型LSの走りを後期型LSのようにしたいと思ったときは、KINTO FACTORYを利用してソフトウェアのアップグレードすることを検討してみることをおすすめします。

≫レクサス LSの公式アップグレードサービス一覧はこちら

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