2024.06.26 UP

トヨタ 30系アルファードとは?歴史や前期後期の違い、トヨタ公式の後付けアイテムを紹介

トヨタの最高級ミニバンとして、幅広いユーザーから人気のアルファード。本記事では、3代目となる30系アルファードの概要や歴史、前期と後期の違いなどを解説します。また、トヨタ自動車が公式に提供するメーカー純正パーツを使用したアップグレードメニューについても紹介。現オーナーの方だけでなく、これから30系アルファードのオーナーになろうとしている方も、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の目次
トヨタバナー.jpg

アルファード 30系とは?

アルファードS“TYPE GOLD Ⅱ”

30系アルファードは、トヨタの最高級ミニバンの3代目となるモデルで、2015年から2023年まで販売されました。

そもそもアルファードは、「グランビア」や「レジアス」など既存の4車種を統合した最上級ミニバンです。初代(10系)アルファードは、2002年5月にデビューしました。ミニバンブームが起きた頃にデビューしたアルファードは、高級志向のユーザーに向けた「トヨタの最高級ミニバン」としての地位を確立。以降、「最高級ミニバン」としてのポジションを守り続けています。

2008年には2代目(20系)へフルモデルチェンジ。また、より個性を求めるユーザーのニーズに応えすべく、姉妹車の「ヴェルファイア」が誕生しました。

2015年に登場した3代目(30系)では、リヤにダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用し、上質な乗り心地に磨きをかけ、最上位グレード「Executive Lounge」を新設するなど、ミニバンから「大空間高級サルーン」へと進化。多くのユーザーから支持されました。この3代目アルファード(30系)が今回ピックアップするモデルとなります。

そして、2023年にアルファードが4代目(40系)へ、ヴェルファイアが3代目(40系)へフルモデルチェンジ。多様なライフスタイルに応える「快適な移動の幸せ」の提供を目指し、さらに進化しました。

このように、アルファードをはじめ、過去に販売されていたモデルは世代(◯代目)と呼ばれたり、型式(◯型/◯系)と呼ばれたりします。

 

30系アルファード歴史

30系アルファード(前期)

2015年から2023年まで販売されていた3代目30系アルファードの歴史を振り返ってみましょう。

30系アルファードの歴史を振り返るうえで押さえておきたいポイントとなるのは、前期型と後期型に分けられるタイミングです。30系アルファードの前期型は2015年〜2017年のモデルとなります。後期型は2017年のマイナーチェンジ以降のモデルです。このことも踏まえて年表を見ていきましょう。

 

【30系アルファード年表】

30系アルファード(前期)

  • 2015年1月:30系アルファード発売
  • 2016年7月:アクセントカラーで個性を際立たせた特別仕様車「S“Aパッケージ・TYPE BLACK”」および「SA“TYPE BLACK”」を設定

30系アルファード(後期)

  • 2017年12月:マイナーチェンジを発表し、2018年1月から販売開始。マイナーチェンジでは、第2世代を迎えた予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、エクステリアとインテリアのデザインを変更
  • 2018年10月:一部改良。インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)を全グレードに標準装備するなど、安全機能を強化
  • 2019年12月:一部改良。スマートフォンとの連携を可能にした9インチのディスプレイオーディオ(DA)を標準装備するなど、コネクティッドカーとしての機能を拡充。2020年1月6日に発売開始
  • 2020年4月:特別仕様車 S“TYPE GOLD”発表(発売日:5月1日)
  • 2021年4月:一部改良。ワンタッチスイッチ付デュアル(両側)パワースライドドア、アクセサリーコンセントを全車標準装備に拡大。アルファードの最上級グレードのExecutive Lounge、Executive Lounge Sに後席からの視界を広げる可倒式の助手席ヘッドレストを採用。特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅱ”を設定
  • 2022年4月:特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ”を設定

 

30系アルファード前期と後期の違い

30系アルファード(後期)リヤビュー

30系アルファードの前期型と後期型では、安全機能やデザインなどに違いがあります。ここでは、後期型で進化したポイントをまとめて紹介します。

  • 第2世代を迎えた予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備(プリクラッシュセーフティをはじめとする各種機能の性能を向上し、「レーントレーシングアシスト(LTA)」、「ロードサインアシスト(RSA)」などをパッケージ化)
  • エクステリアの意匠変更(ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションランプ)
  • インテリアの変更(メーター加飾、シート表皮、木目の色)
  • エアロ仕様の設定(ゆとりのセカンドシートを備える最上級グレード「Executive Lounge S」を設定。専用インテリアとして「ブラック&ホワイト」の内装色を採用。ハイブリッドのエアロ仕様にエントリーグレードのアルファード「S」も設定)
  • V6 3.5Lエンジンの変更(よりダイレクトな走りの実現と高い燃費性能を確保した2GR-FKSを搭載)
  • V6 3.5Lエンジン搭載車のトランスミッション変更(6速AT:6 Super ECTから8速AT:Direct Shift-8ATへ)
  • ボディ剛性の強化(構造用接着剤の適応範囲拡大や高剛性ガラス接着剤の使用など)

このような変更や進化があったため、2017年12月に発表され、2018年1月から発売したマイナーチェンジ後のモデルが後期型と呼ばれるようになりました。

 

30系アルファードはメーカー純正アップグレードが豊富!

BSM(ミラー内警告灯)

30系アルファードには、メーカー純正パーツを使用した後付けアイテムやアップグレードアイテムが用意されていることをご存知でしょうか。

これまで、新車注文時にしか選択できなかったメーカーオプションの後付けも可能となっています。

KINTO FACTORYでは、30系アルファードの利便性や機能を向上させるアップグレードメニューをラインアップしています。ここでは、ユーザーの「◯◯だったらいいのに・・・」を叶えるメニューの一部を紹介します。

 

1500Wアクセサリーコンセントの後付けでもしもの災害時も安心

後付けアクセサリーコンセント

後付けアクセサリーコンセント(3か所or2か所/AC100V・1500W)は、30系アルファードのハイブリッド車にアクセサリーコンセントを後付けするメニューです。

最大消費電力1500Wまでの電化製品が使用できるアクセサリーコンセントとなっているため、災害や非常時など、もしものときに役立ちます。

また、もともとメーカーオプションとして設定されていた仕様で装着できるため、後付け感もなく、市販のポータブル電源を車内に持ち込んだときのように邪魔になることもなく快適に使用できます。

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

純正ブラインドスポットモニターの後付けで車線変更も怖くない!

後付けBSM

後付けブラインドスポットモニター/リヤクロストラフィックアラートは、トヨタ純正のブラインドスポットモニター(BSM)を後付けできるメニューです。メーカーオプションナビ装着車両はリヤクロストラフィックアラート(RCTA)の機能を使うことができます。

ブラインドスポットモニターは、車線変更時の後方確認をアシストするシステムです。リヤクロストラフィックアラートは、駐車場から後退する際など、ドアミラーでは確認しにくい左右後方から接近してくる車両をブラインドスポットモニターのレーダーにより検知する機能となっています。なお、2017年12月〜2019年12月製造の車両については、リヤクロストラフィックアラート機能の追加はありません。

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

スライドドアの開閉速度が速くなるカスタム

スライドドア速度アップ

パワースライドドア速度UPは、ソフトウェアを書き替えることで、パワースライドドアの開閉速度をアップさせるメニューです。開け方向で最大1秒、閉め方向で最大1.6秒速度がアップします。

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

その他のKINTO FACTORYアップグレードメニュー

30系アルファード(後期)インテリア

ここまで紹介してきたメニューの他にも、KINTO FACTORYでは30系アルファードの後付け・アップグレードメニューを用意しています。ここでは、KINTO FACTORYのメニューと価格を一覧で紹介します。

 

後付けブラインドスポットモニター/リヤクロストラフィックアラート10万3,400円
後付けアクセサリーコンセント(3か所/AC100V・1500W)13万5,300円
後付けアクセサリーコンセント(2か所/AC100V・1500W)10万5,600円
本革ステアリング交換4万4,000円
本革ステアリング交換(茶木目調/メタルブラウンウッド/メタルウッド)4万2,900円
本革ステアリング交換(茶木目調/メタルブラウンウッド/メタルウッド) 
※ステアリングヒーター装着車両
4万4,000円
後付けステアリングヒーター&本革ステアリング交換(茶木目調/メタルブラウンウッド/メタルウッド) )6万500円
なめらかブレーキ1万9,800円
後付け右側パワースライドドア(イージークローザー、挟み込み防止機能付き)13万9,700円
パワースライドドア速度UP(両側)2万1,010円
パワースライドドア速度UP(片側:助手席)1万5,180円
パワースライドドア速度UP(片側:運転席)1万5,180円
室内LEDバルブセット ※6灯2万5,520円
室内LEDバルブセット ※10灯4万2,680円
ステップライト2万6,730円
プロジェクションカーテシイルミ2万2,330円
メッキドアミラーカバー1万9,580円
リヤライセンスガーニッシュ(メッキ)4万6,530円
サイドガーニッシュ(メッキ)6万1,050円
プロテクションフィルム(ドアハンドル)1万4,190円
サイドバイザー3万4,760円
ドアエッジプロテクター(※ホワイト・ブラック・レッドマイカメタリック)4,730円

 

KINTO FACTORYなら安心・安全

ハードウェアアップグレード(作業イメージ)

KINTO FACTORYの後付け・アップグレードメニューは、トヨタのメーカー保証が付くことに加え、KINTO FACTORYを取り扱うトヨタ販売店で取り付けるため安心・安全です。

また、KINTO FACTORYのWEBサイトから申し込むと、部品代・取付工賃・保証込みの専用価格となることも特徴となっています。

KINTO FACTORY 30系アルファードの商品ラインアップページはこちら

あなたもこの機会にKINTO FACTORYで後付けやアップグレードをしてみてはいかがでしょうか。

 

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