2024.06.26 UP

50プリウス試乗インプレ!車の直進安定性を高める士別フィンの効果を検証

2024年6月26日、4代目プリウス(50プリウス)の直進安定性を高めるアイテム「士別フィン」がKINTO FACTORYから発売されました。本記事では、士別フィンの効果を伝えるため、士別フィンを装着していない50プリウスと、装着後の50プリウスに試乗して比較。直進安定性の高まりを実感できるのか、どのくらい効果を実感できたのかをレポートします。

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4代目プリウス(50プリウス)はどんな車?

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2015年に発売された4代目プリウス(50プリウス)は、車の基本性能と商品力を大幅に向上させる「Toyota New Global Architecture(TNGA)」採用第1弾の車です。代名詞でもある世界トップレベルの低燃費(JC08モード40.8km/L(Eグレード))に加え、走りの楽しさや乗り心地のよさ、静かさなど様々な基本性能が大幅にアップしました。

結果、4代目プリウスは大ヒット。2016年には24万8,258台を販売しており、4年ぶりに国内新車販売台数でトップに立っています。今も乗り続けているユーザーも多いのではないでしょうか?

2024年6月26日、KINTO FACTORYより車の直進安定性を高めるアイテム「士別フィン」の第1弾が、この4代目プリウス(50プリウス)向けに発売されました。

試乗レビューは動画でも詳細しています。

 

士別フィンとは?

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士別フィンは、車の底面を流れる空気の流れを整えて、車の直進安定性を高めるアイテム。士別フィンの「士別」は、トヨタ自動車士別試験場で開発されたことが名前の由来。フィンとは「ひれ」のことで、このフィンが空気の流れを整える役割を果たしています。

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このような薄いフィンのついたパーツを車の底面に複数取り付けます。これにより直進安定性を高まるとのこと。

直進安定性が高まると、まるで車がどっしりと落ち着いたかのような安定感の高さを実感できるほか、長時間の運転の際の疲労軽減の効果も期待できるでしょう。

価格は、工賃コミで25,960円(税込、工賃込み)。4代目プリウス(50プリウス)に乗っている方であればだれでも申し込みが可能です。4代目プリウス(50プリウス)をもっと乗り続けたい、もっと楽しみたいというユーザーは注目のアイテムです!

 

士別フィン乗り比べ

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とはいえ、あんな小さなパーツで効果が実感できるのか? ということで、KINTO編集部のマツナガが士別フィンありのプリウスとなしのプリウスをそれぞれ試乗。効果を確かめてきました。

※ここからは、あくまで個人の感想となります

 

士別フィンなし(通常の50プリウス)インプレション

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今回試乗した50プリウスは、走行距離も6000キロ程度と状態が非常に良い個体。改めて、50プリウスの走行性能の高さを実感できました。

乗り始めてまず感じたのは、ボディ剛性の高さです。最近発売された新型車のボディ剛性ほどではないにしろ、ハンドル操作に対して車がリニアに反応してくれるので、楽しく運転ができます。足回りはシャキッとしたコシのある味付けで、車を左右に振った際、ばね上の動きを程よく抑えてくれます。ガチっとしたフラットな感じというよりは、不快に感じない範囲で車の姿勢変化を感じさせてくれる…そんなセッティングです。

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レンタカーで10万キロ走り足回りがヘタったプリウスにも乗った経験のあるマツナガ、あらためて50プリウスの素性の良さに感動。直進安定性に対しても不満はなく、果たして士別フィンを付けることで車が変わるのか…このままでも十分いい車なんだけど、という感じでした。

 

士別フィン装着後の50プリウスインプレッション

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車を真っすぐ走らせようとするとき、人は無意識のうちにハンドル操作を行って微調整をしています。

士別フィンの効果は、低速走行時(発進から50km/h近くまで)は感じることはできませんでした。「士別フィンの効果ってコレか?」と感じられたのは60km/h近くまで速度が上がった時のこと。車を真っすぐ走らせようとハンドル操作をした際に、ハンドルが真ん中に戻ろうとする力がより士別フィン装着前より強くなったことを感じました。

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車のハンドルセンターがよりピシッと真ん中に決まる感覚です。ハンドルセンター付近のダルな感じがなくなり、ほんの僅かな操作に対しても車がリニアに反応します。なので、より少ないハンドル舵角で車が自分の意図したとおりに曲がってくれます。

ある程度走らせてから、真っすぐ走らせるために必要なハンドルの微調整が少なくなったことにも気づきました。足回りの固さなどは何も変わっていないのに、車の挙動が変わっているのです。これが空力の効果なのでしょう。

スポーツカーのなかには、ハンドルを重くしてスポーティさを演出する車もありますが、この士別フィンを付けた4代目プリウス(50プリウス)は、そういった好みがわかれるようなハンドルの重さではありません。普段使いは扱いやすく、高速走行時のみ万人が好むハンドルの重さ・スポーティさを演出してくれる、そういうキャラクターになっています。

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まるで車格が一段階上がったような、そんな感覚でした。これはぜひ一度、読者の皆さんにも体験していただきたい感覚です。

 

士別フィンはKINTO FACTORYから申し込み可能

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いかがだったでしょうか。25,960円(税込、工賃込み)という価格は、高性能タイヤへの交換やサスペンションの交換といったカスタムメニューと比べても決して高いものではないかとマツナガ個人としては思います。もっと4代目プリウス(50プリウス)とのカーライフを楽しみたいと感じているオーナーの方は、装着を検討してはいかがでしょうか?

士別フィンはKINTO FACTORYから申し込みが可能です。以下にアイテム詳細ページへのリンクを掲載するので、もっと詳しく士別フィンのことを知りたい方、士別フィンを申し込みたい方はアクセスください。

士別フィンを詳しく知りたい方はこちら

今後、士別フィンは50プリウス以外の車両にも展開予定です。

最新情報は、KINTO FACTORYのTOPページをご覧ください。

 

 

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