2025.05.28 UP

60系ハリアー前期「プレミアム」の特徴とは?グレードごとの違いも解説

2013年にフルモデルチェンジして3代目(60系)となったハリアーは、ハリアーを象徴する鷹のエンブレムを装備する最後のハリアーとして、現在も多くの人から「ハリアーらしいハリアー」と言われるモデルです。

この記事では、3代目(60系)ハリアー前期型の上級グレード「PREMIUM(プレミアム)」について解説します。PREMIUMグレードの位置づけ、他のグレードとの違い、大切に乗ってきた60系ハリアー前期をリフレッシュする方法なども紹介していますので、60系ハリアーオーナーだけでなく、これから60系ハリアー前期を中古で購入しようと考えている方は参考にしてみてください。

※記事中の情報は執筆時点の情報をベースにしております。最新の情報については各公式サイト等でご確認ください。
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トヨタ60系(3代目)ハリアーとは?

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ハリアーは、高級セダンとSUVの長所を兼ね備えた「高級クロスオーバーSUV」として1997年に初代モデルがデビューしました。

プレミアムクロスオーバーSUVという現在も続く人気カテゴリーを開拓したハリアーは、日本国内で「ハリアー」というモデル名で販売され、北米では「レクサスRX」として販売されました。

2003年にフルモデルチェンジして2代目となったハリアーは、高級セダンを超えるプレステージ性を目指し、走行性能や快適性を高め、ハイブリッド車を追加するなど、先進性を追求して市場を牽引。プレミアムクロスオーバーSUVのパイオニアとして確かな地位を確立しました。

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2013年に発売された3代目(60系)ハリアーは、歴代のハリアーから受け継がれる傾斜したリヤピラーやハリアーを象徴する鷹エンブレムを踏襲しながら、スピード感のある流麗さと力強さを両立したエクステリアデザインとなっています。また、高級クロスオーバーSUVとしての資質をさらに進化させるため、装備の充実や高い快適性の実現に加え、先代モデルに続き、ハイブリッド車をラインアップに加えるなど、先進技術を積極的に導入していることが特徴です。

60系(3代目)ハリアー前期のグレード構成

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2013年に発売された60系(3代目)ハリアーは、2017年6月のマイナーチェンジまでが前期型、2017年6月から2020年4月の4代目ハリアー発表までが後期型となっています。

60系ハリアー発売(2013年)からマイナーチェンジ前(2017年)までの前期型のグレード構成は次のとおりです。

  • PREMIUM “Advanced Package”
  • PREMIUM
  • ELEGANCE
  • GRAND

グレードの位置づけは、PREMIUM “Advanced Package”およびPREMIUMが上級グレード、ELEGANCEが中間グレード、GRANDがエントリーグレードとなっています。

60系ハリアーPREMIUM“Advanced Package”(インテリア).jpg

上級グレードにあたるPREMIUM “Advanced Package”およびPREMIUMは、18インチアルミホイール、木目調本革巻ステアリング、エボニーストライプのシフトパネルおよびドアスイッチベース、ファブリック(上級)+合成皮革シートなどが装備されます。

中間グレードのELEGANCEと、エントリーグレードのGRAND(ハイブリッド車)は、17インチアルミホイール、GRAND(ガソリン車)は、17インチスチールホイール(樹脂フルキャップ)、本革巻きステアリング、ウッド&メタルのシフトパネルおよびドアスイッチベースを装備。シートは、ELEGANCEがファブリック(上級)+合成皮革シート、GRANDがファブリックシートとなります。

なお、60系ハリアーのカタログや画像などでよく見る本革シートは、上級グレードのPREMIUM “Advanced Package”およびPREMIUMと中間グレードのELEGANCEにメーカーオプションとして設定されています。

上級グレード「PREMIUM(プレミアム)」とは?

上級グレードにあたるPREMIUM “Advanced Package”とPREMIUMについて細かく見ていきましょう。

エクステリア

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【PREMIUM “Advanced Package”】

  • 235/55R18タイヤ×71/2Jアルミホイール(センターオーナメント付)(スーパークロムメタリック塗装)
  • サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー(レインクリアリングミラー・オート格納機能付)(カメラ・足元照明・ヒーター付)
  • ステンレスオーナメント付ドアスカッフプレート(フロント/イルミネーション付&車名ロゴ入り)

【PREMIUM】

  • 235/55R18タイヤ×71/2Jアルミホイール(センターオーナメント付)(スーパークロムメタリック塗装)
  • サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー(レインクリアリングミラー・オート格納機能付)(足元照明付)&補助確認装置
  • ステンレスオーナメント付ドアスカッフプレート(フロント/イルミネーション付&車名ロゴ入り)

エクステリアは、上級グレードにふさわしい装備です。PREMIUM “Advanced Package”とPREMIUMは、基本的な装備は同じであるもののドアミラーの機能に違いがあります。

インテリアおよび装備

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【PREMIUM “Advanced Package”】

  • 木目調&本革巻きステアリングホイール
  • 内装パネル:エボニーストライプ(シフトパネル&ドアスイッチベース)
  • T-Connect SDナビゲーションシステム[地上デジタルTV・USB/AUX(音声・映像)端子付]&JBLプレミアムサウンドシステム(11スピーカー)
  • レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
  • インテリジェントクリアランスソナー
  • プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)
  • パノラミックビューモニター(左右確認サポート+シースルービュー機能付)

【PREMIUM】

  • 木目調&本革巻きステアリングホイール
  • 内装パネル:エボニーストライプ(シフトパネル&ドアスイッチベース)
  • クルーズコントロール

インテリアもPREMIUM “Advanced Package”とPREMIUMで基本的に同じ装備であるものの、ナビゲーションシステム、オーディオシステム、先進安全装置に違いがあります。

PREMIUM “Advanced Package”に標準装備されるナビ・オーディオ、先進安全機能などはオプション設定となっているため、オプションを選択すれば、PREMIUMにも装備することが可能です。

60系ハリアー前期型のステアリング劣化が気になるとき

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60系ハリアーは、ハリアーを象徴する鷹エンブレムを装備する最後のハリアーとして今でも大切に乗り続けている方が多くいます。長期間にわたり60系ハリアーに乗り続けると気になってくるのが、ステアリング(ハンドル)の擦れ・テカり、爪やアクセサリーなどで付けてしまったキズです。

これらステアリング(ハンドル)の劣化やキズをそのままにしておくと、古く見えてしまうことがあります。また、ステアリングカバー(ハンドルカバー)を被せても根本的な解決になりません

ステアリング交換(濃茶木目調&本革ステアリング).jpg

そこでおすすめなのが、メーカー保証が付帯するトヨタ純正ステアリング交換です。TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYでは、60系ハリアーの純正ステアリング交換を30,800円〜で提供しています。

また、本革、濃茶木目調&本革、黒木目調&本革、ディンプル加工本革、ディンプル加工&レッドステッチ本革の5種類から好みのステアリングを選べるのも特徴です。

60系ハリアーの上質感あるインテリアをより魅力的にするためにも、この機会にステアリング(ハンドル)交換を検討してみてください。

商品の詳細については、以下のボタンからご確認ください。

詳しくはこちらボタン

TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORY

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TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYは、装備・機能のアップグレード・後付けを提供しているメーカー(トヨタ)公式サービスです。メーカーオプションパーツや年次改良などでバージョンアップされたパーツや機能の後付け・アップグレードをすることができます。

申し込み方法は、TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYのホームページから車種を選択し、商品を絞り込み、適合確認をして、持ち込み店舗と施工日を選ぶという4ステップです。いつでも簡単に申し込みできます。

また、TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYは、クルマのサブスク「KINTO」のオーナーだけでなく、他の方法で購入したオーナーも受けられるサービスとなっているため、トヨタ車オーナーであれば誰でも利用可能です。

所有しているトヨタ車の機能や装備の後付け・アップグレードをしたいと考えているときは、メーカー純正パーツを使用し、メーカー保証も付帯するTOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの利用をご検討ください。

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