2025.05.19 UP

レクサスIS300hの内装は意外にいい!ISのインテリアを徹底解説!

2013年のデビューからマイナーチェンジを繰り返しながら進化を続けるレクサスのFRスポーツセダン「IS」。ハイブリッドモデルの「IS300h」は、2013年から販売されている通算3代目となるISに新たに設定されたグレードです。

この記事では、ISシリーズ初となるハイブリッドモデル「IS300h」の内装について解説します。また、現在(2025年時点)販売されているIS300hのカラーバリエーションやメーカー純正アップグレードについても紹介します。

この記事の目次
※記事中の情報は執筆時点の情報をベースにしております。最新の情報については各公式サイト等でご確認ください。
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レクサスISとは?今では貴重なFRスポーツセダン

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通算3代目となるレクサスISは、2013年に発売されたレクサスのFRスポーツセダンで、2025年時点においても販売を継続している人気モデルです。また、通算3代目では、ISとして初めてハイブリッドモデル「IS300h」を導入したことも大きなトピックとなっています。

3代目ISでは、「真の“走る楽しさ”の体現」を開発のキーワードとし、ISのDNAとも言える「気持ちよい走り」と「スポーティなデザイン」をさらなる高みへと飛躍させていることが特徴のセダンとして登場しました。

2015年には、FR車としてレクサス初のターボエンジン搭載モデルIS200tを追加設定するとともに、積雪寒冷地域の需要に応えIS300hにAWD仕様を追加設定しています。

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2016年にはマイナーチェンジを実施し、よりアグレッシブなエクステリアに変更するとともに、機能性と質感を高めたインテリアへと進化しました。

内装の変更点は、ナビディスプレイを10.3インチに拡大し、ナビゲーションやオーディオの情報をより大きく鮮明に表示するとともに、リモートタッチ側面にENTERボタンを設置し、利便性・操作性を向上。また、ヒーターコントロールパネルとオーディオパネルを質感の高いヘアライン調に変更し、大型化したニーパッドで両端から挟み込む構成とすることにより車格感を向上させています。さらに、パームレストの革巻き部を拡大し、ステッチを追加することで質感を向上させているのもポイントです。

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2020年には、2度目となるマイナーチェンジを実施し、Toyota Technical Center Shimoyamaをはじめとする世界各地で走り込み、走りの性能を鍛え上げ、高精度なプレス技術によって成形されたシャープな造形やワイド&ローのプロポーションなどにより、走りを予感させるエクステリアデザインに変更されました。

インテリアでは、ダッシュボード上部に配置されたマルチメディアシステムに新たにタッチディスプレイを採用するとともに、SmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応

インストルメントパネル上部やドアパネルに有彩色を設定し、ツートーン配色とすることで、左右方向の広がりを強調しています。

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また、ツートーン配色によるコントラストで乗車時に高揚感を感じさせるカラーコーディネートとし、ドアトリムの一部にレクサスの新たな加飾表現である複数のエンボスラインを交差させたグラフィックパターンを採用

オーナメントパネルには、アッシュ(オープンフィニッシュ/墨ブラック)、ブラックジオメトリーフィルム、F SPORT専用サテンクロムを採用しました。

マイナーチェンジでインテリアの表面処理などにアクセントを加えることで、素材本来の質感表現にこだわったスポーティな室内空間となっているのが特徴です。

IS300hの内装の特徴

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IS300hの内装は、水平基調の造形となっており、乗り込んだ瞬間から、走りたくなるようなコックピット、最適なドライビングポジション、操作しやすいステアリングやペダル、自然な動きで切り替えられるスイッチ類などによって、意のままのドライビングができるようになっています。

デザインは、インストルメントパネルからドアトリムアッパーまで横方向の広がりを強調するなど、スポーティかつラグジュアリーなイメージを演出ツートーンのカラーコーディネートやインストルメントパネルを貫くステッチなどにより、上質感のあるインテリアとなっています。

後席は、クーペスタイルのシルエットでありながら、天井まわりや足元に十分なスペースを設け、リラックスできる後席空間です。また、前方視界もあるため、開放感を感じられる快適さを実現しています。

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2013年からインテリアの基本デザインの変更がされていないため、タッチパネルにさまざまな操作系が集約された最新のレクサス車と比較すると、古く見えたり、地味に思えたり、物足りなさを覚えるかもしれません。

ただ、IS300hをはじめとするISシリーズに採用されている物理スイッチのコントロールパネルは、運転中でもエアコンやオーディオなどのブラインド操作がしやすい点が大きなメリットです運転に集中しながら、快適な室内空間に変えることができるのは、物理スイッチがあるIS300hやISシリーズならではの特徴です

タッチパネルにさまざまな操作系が集約された先進的な印象のインテリアは、見た目がスマートではあるものの、運転中に操作しようとすると思っている以上に大変であることに気づきます。運転中に素早くエアコンやオーディオなどの操作をしたい、手の届く範囲にあるスイッチ類で操作する感覚が好みという方は、多数の物理スイッチが残っているIS300hをはじめとするISシリーズを見直してみるとよいでしょう。

>>関連ページ:ボルトの差し替えでISの走りが激変!?タフフランジボルト

IS300hの内装のカラーバリエーション

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2025年時点において販売されているレクサスのFRスポーツセダンISシリーズのハイブリッドモデル「IS300h」の内装カラーバリエーションは次のとおりです。

【IS300h“version L”(オーナメントパネル:アッシュまたはブラックジオメトリーフィルム)】

  • オーカー(セミアニリン本革)
  • ダークローズ(セミアニリン本革)
  • ブラック(セミアニリン本革)

【IS300h“F SPORT”(オーナメントパネル:サテンクロム)】

  • フレアレッド(本革またはL tex)
  • ブラック(本革またはL tex)
  • ホワイト(本革またはL tex)

【IS300h(オーナメントパネル:ブラックジオメトリーフィルムまたはブラックメタリック)】

  • ブラック(L tex)
  • ダークローズ(L tex)
  • オーカー(L tex)

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レクサスIS300hの内装カラーは、どのグレードでも3色から選択でき、いずれも落ち着いたカラーリングとなっています。そのため、華やかさに欠けると思ったり、基本デザインが変わっていないことから、インテリアデザインと相まって古く見えたりするかもしれません。とはいえ、レクサスらしい高級感や質感の高さにより、「上質なクルマに乗っている」という感覚を得られるのが魅力です。高級車ならではの上質な内装のスポーツセダンに乗りたいものの、環境性能や燃費性能を両立しているモデルを探している方には、IS300hがピッタリといえるでしょう。

IS300hのラゲージについて

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IS300hのラゲージは、間口が広い開口部と十分な容量によって、日常使いから休日のドライブやゴルフまで対応可能です。

IS300hのトランクは、9インチのゴルフバッグを2個収納できるだけの容量があります。

なお、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付/ラゲージルーム内)&外部給電アタッチメントを選択した場合、ラゲージルームの容量と形状が異なるため、9インチのゴルフバッグの収納個数は1個となります。

レクサスIS300hのリフレッシュとより魅力的にするメーカー純正カスタム

IS特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅲ”.jpg

レクサスIS300hをより魅力的にしたりリフレッシュしたりしたいときは、レクサス公式の純正部品を使ったアップグレードアイテムがおすすめです。メーカー保証も付帯するレクサス純正IS300hのアップグレードメニューは次のとおりです。

タフフランジボルトへ交換する「Performance Upgrade "Solid" for IS」

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レクサスのハイブリッドスポーツセダンIS300hをよりスポーティな走りに変えたいときにおすすめなのが、取り付けボルトをタフフランジタイプに変更するLEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの「Performance Upgrade "Solid" for IS」です。

商品の詳細については、以下のボタンからご覧ください。

詳しくはこちらボタン

F SPORT専用|後付け"F SPORT"専用オレンジブレーキキャリパー

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ISのメーカーオプションとして設定されているF SPORT専用オレンジブレーキキャリパーを後付けできるアップグレードメニューです。

オレンジブレーキキャリパーに変更すると、レクサスのスポーツモデルらしさを際立たせることができます

商品の詳細については、以下のボタンからご覧ください。

詳しくはこちらボタン

LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYについて

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LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYは、LEXUS公式の装備や機能のアップグレードサービスです。メーカーオプションパーツや年次改良でバージョンアップされたパーツや機能の後付け・アップグレードをすることができます。

申し込み方法は、LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYのホームページから車種を選択し、商品を絞り込み、適合確認をして、持ち込み店舗と施工日を選ぶという4ステップです。いつでも簡単に申し込みすることができます。

また、LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYは、クルマのサブスク「KINTO」のオーナーだけでなく、他の方法で購入したオーナーも受けられるサービスです。つまり、LEXUSオーナーであれば誰でも利用できます

所有しているLEXUSの機能や装備を後付け・アップグレードしたいと考え始めたときは、メーカー純正パーツを使用し、メーカー保証も付帯するLEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの利用をご検討ください。

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