トヨタ車に装備されているアクセサリーコンセントは、走行中に使用することができます。しかし、アクセサリーコンセントをよく見ると「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」と「非常時給電システム付アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」があります。これらの違いは何なのでしょうか。また、どのような操作をすれば使えるようになるのでしょうか。
この記事では、トヨタ車に装備されているアクセサリーコンセントの使用方法、「アクセサリーコンセント」と「非常時給電システム付アクセサリーコンセント」の違い、アクセサリーコンセントの後付けについて解説します。
アクセサリーコンセントの使い方がわからない方やもしものときのためにアクセサリーコンセントを装備しようか考えている方は参考にしてみてください。

HEVやPHEVなどに装備されるトヨタのアクセサリーコンセントとは?

トヨタのハイブリッド(HEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)などのモデルに装備されるアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)には、「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」と「非常時給電システム付アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」の2タイプがあります。
いずれも走行中に使用可能なアクセサリーコンセントとなっているため、クルマが動いているときにコンセントから電源を供給することが可能です。

「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」または「非常時給電システム付アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」が装備されるモデルは以下の通りとなっています。
- アクア(全車)
- カローラスポーツ(ハイブリッド車)
- ヤリス(ハイブリッド車)
- アルファード/ヴェルファイア(プラグインハイブリッド車/ハイブリッド車)
- ノア/ヴォクシー(ハイブリッド車)
- シエンタ(ハイブリッド車)
- カローラ(ハイブリッド車)
- クラウンセダン(ハイブリッド車/燃料電池車)
- プリウス(ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車)
- MIRAI(Z“ Advanced Drive”/Z/G)
- カローラツーリング(ハイブリッド車)
- カローラクロス(ハイブリッド車)
- クラウン(エステート)(ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車)
- クラウン(クロスオーバー)(全車)
- クラウン(スポーツ)(ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車)
- ハリアー(ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車)
- bZ4X(全車)
- ヤリスクロス(ハイブリッド車)
- ライズ(ハイブリッド車)
- RAV4(ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車)
- センチュリー(全車)
- ジャパンタクシー(全車)
アクセサリーコンセントと非常時給電システム付アクセサリーコンセントの違いとは?

同じ形状をしているトヨタ車のアクセサリーコンセントには、「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」と「非常時給電システム付アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」がありますが、これらの違いは、停車中に給電できる「非常時給電システム」がついているかどうかという点にあります。
アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)は、AC100Vで消費電力の合計が1500W以下の電気製品を使用できる機能で、走行中に車内で電気製品を使うときに役立つコンセントです。
一方、非常時給電システム付アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)は、「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」の機能に加え、車両の走行機能を停止した状態でアクセサリーコンセントから給電できる機能を備えたアクセサリーコンセントとなります。
このような違いがあるため、「非常時給電システム付アクセサリーコンセント」と「アクセサリーコンセント」が分けられているのです。
なお、一般的な電気製品の多くは、自動車内での使用が想定されていません。車室内で電気製品を使用すると、走行中の振動や不安定な設置、車室内の温度変化による故障や作動不良などが発生する場合があるため、使用する際は注意してください。
また、工場出荷時の車両側の電源周波数は、50Hzに設定されています。車両側の電源周波数の切りかえが必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。
走行中に使用できる「アクセサリーコンセント」の使い方

走行中にアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)を使用する場合の手順は次のとおりです。
1.パーキングブレーキがかかっていることを確認し、ブレーキをしっかり踏みながらパワースイッチを押します。
2.「READY」インジケーターが点灯したことを確認し、AC100Vスイッチを押します。作動表示灯が点灯すると使用可能な状態になります。なお、AC100Vスイッチを押すたびにコンセントのON/OFFが切り替わります
3.フタを開けて、電気製品の電源プラグをコンセントの奥までしっかり差し込んでください。アース線のある電気製品を使用する場合は、ラゲージルームのコンセントを使用し、市販の変換アダプターを使用してアース線を変換アダプターのアース端子に接続してください。
※ラゲージルーム内のコンセントがない車種もあります。
※接地極付きコンセントがない車種もあります。その場合はアース線をアース端子に接続してください 。
「非常時給電システム付アクセサリーコンセント」の停車中の使い方

停車中(走行機能を停止した状態)にアクセサリーコンセントを使用する場合の手順は次のとおりです。
1.ブレーキを踏まずにパワースイッチを2回押して、「イグニッションON」状態にします。
※ブレーキを踏んでいると非常時給電システムは使用できません。
※「パワーON」とマルチインフォメーションディスプレイに表示される車種もあります。
※車両によってはブレーキを踏まずにパワースイッチを1回押して「パワーON」状態になる車両もあります。
2.「READY」インジケーターが点灯していないことを確認し、「AC100Vスイッチ」を3回連続で押してください。
※AC100Vスイッチを押す間隔が1秒以上あかないように、連続して押してください。
3.マルチインフォメーションディスプレイに非常時給電モードの説明が表示されたら起動完了となります。
4.フタを開けて電気製品の電源プラグをコンセントの奥までしっかり差し込んでください。アース線のある電気製品を使用する場合は、ラゲージルームのコンセントを使用し、市販の変換アダプターを使用してアース線を変換アダプターのアース端子に接続してください。
※ラゲージルーム内のコンセントがない車種もあります。
※接地極付きコンセントがない車種もあります。その場合は、アース線をアース端子に接続してください。
アクセサリーコンセントの後付けはできる?

走行中に使用することができるアクセサリーコンセント、また非常時に電源の供給を受けられるアクセサリーコンセントは後付け可能です。
トヨタ車の機能や装備などの後付け・アップグレードを行っているトヨタ公式アップグレードサービスでは、アクセサリーコンセントの後付けを販売しています。
どのモデルのアクセサリーコンセントもメーカー保証が付帯するトヨタ純正パーツを使用しているため、安心して取り付けることができます。
また、価格に部品代や取り付け工賃が含まれているため、追加料金等が発生する心配がないのもトヨタ公式アップグレードサービスの特筆すべきポイントです。
アクセサリーコンセントを後付けできるモデルは次のとおりです。
後付けアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)|トヨタ公式アップグレードサービスラインアップ

取り付けることができる後付けアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)は次のモデルです。通常は、メーカーオプションとして設定されているため後付けできませんが、「トヨタ公式アップグレードサービス」では後付け可能となっています。
・30系アルファード/ヴェルファイア
・50系プリウス
・50系RAV4
トヨタ公式アップグレードサービス とは?

トヨタ公式アップグレードサービスは、装備・機能のアップグレード・後付けを提供しているメーカー(トヨタ)公式サービスです。メーカーオプションパーツや年次改良などでバージョンアップされたパーツや機能の後付け・アップグレードをすることができます。
申し込み方法は、トヨタ公式アップグレードサービスのホームページから車種を選択し、商品を絞り込み、適合確認をして、持ち込み店舗と施工日を選ぶという4ステップです。いつでも簡単に申し込みできます。
トヨタ公式アップグレードサービスでは、アクセサリーコンセントの後付けの他にも、TOYOTA Safety Senseの機能拡張、内装アップグレード、メーターデザインアップグレードなど、さまざまなアップグレードおよびカスタムアイテムをラインアップしています。
所有しているトヨタ車の機能や装備の後付け・アップグレードをしたいと考えているときは、メーカー純正パーツを使用し、メーカー保証も付帯するトヨタ公式アップグレードサービスの利用を検討してみてください。