2025.05.06 UP

30系アルファードのブレーキ強化の前に試してみて!乗り心地を良くするメーカー純正「なめらかブレーキ」

アルファード(30系)は、トヨタの高級ミニバンとして高い人気を誇るモデルです。しかし、全高が高く重心も高いアルファードは、ブレーキをかけた際に前のめりになりやすい傾向にあるため、乗り物酔いをしたり、乗り心地が悪いと感じたりすることがあります。

ブレーキングの悩みがあるときにできる対策として、ブレーキの強化やブレーキパッドおよびブレーキディスク交換などが挙げられますが、これらはブレーキをかけたときの車両の前後方向への動きを改善するのでしょうか。

この記事では、クルマの運転のプロがブレーキングについて解説するとともに、ブレーキをかけたときの前後方向への挙動を滑らかにするトヨタ公式アップグレードについて解説します。

文:齊藤優太 編集:KINTO FACTORY編集部

image.png

この記事の目次
※記事中の情報は執筆時点の情報をベースにしております。最新の情報については各公式サイト等でご確認ください。
new_banner.jpg

30系アルファードの乗り心地を快適にするドライバーのブレーキング

30系アルファード(後期型/特別仕様車).jpg

 

30系アルファードをはじめとする全高が高く重心高が高いミニバンは、アクセルペダルやブレーキペダルといったペダル操作が乗員の快適性(乗り心地や乗り物酔いなど)に影響します。

例えば、アクセルペダルを素早く踏み込むと車両後方が沈み込み、ブレーキペダルを素早く強く踏むと車両前方が沈み込むなど、クルマの操作をしたときに、クルマが前後方向に動くことがあります。

この動きは「ピッチング」といい、乗り心地の良さや乗員の快適性に影響する重要な要素です。前述したように、ペダル操作が雑になるとピッチングが発生しやすく、クルマに乗っている人は乗り心地が悪いと感じたり、乗り物酔いをしてしまったりします。

ピッチングが起きないペダル操作方法は、ペダル操作を繊細にするだけでなく、四輪にかかっているブレーキの制動力をドライバーが感じてコントロールする必要があります。

ピッチングを起こさないブレーキ操作の方法として、よく言われるのは「最初は少しずつゆっくりブレーキをかけはじめる」や「止まる直前にブレーキを少しだけ抜く(緩める)」などです。

しかし、ブレーキのかけ始めをゆっくりにすると空走距離が伸びて突っ込んでしまう危険性が高まり、止まる直前でブレーキを抜きすぎ(緩めすぎ)てしまうと完全停止できなくなったりします。

また、30系アルファードやヴェルファイアなど、ボディサイズが大きいクルマは車両重量も重いため、ブレーキペダルの操作を慎重にしすぎると、制動距離がやたらと長くなってしまう可能性もあるでしょう。

標準装備されているブレーキで制動距離が長くなってしまうブレーキングをしているときに考えられる対処法は、ブレーキ強化(ブレーキパッド交換やブレーキディスク交換など)をして制動力を高める方法など、ブレーキそのものに手を加えるのが一般的です。

では、ブレーキの強化は、乗り心地の改善や乗り物酔い対策に効果的なのでしょうか。

 

ブレーキの強化は乗り心地の良さに寄与するのか?

ディスクブレーキ.jpg

30系アルファードなど、ボディサイズが大きく、重量が重く、全高が高くて、重心高も高いクルマのブレーキパッドやブレーキディスクを強化すると、ブレーキそのものの制動力が高くなるため、制動距離が短くなるでしょう。

しかし、乗り心地が良くなったり乗り物酔いをしなくなったりするかどうかは、ブレーキの特性を理解したドライバーの運転操作に依存します。そのため、ブレーキの操作方法を変えなければ、乗り心地が良いブレーキングや乗り物酔いがしにくいブレーキをかけることはできません

つまり、「制動力を高める(ブレーキ強化)=乗り心地の改善や乗り物酔いしにくい」ということではないということです。

また、ブレーキパッドやブレーキディスクなどをはじめとするブレーキの強化および交換は、費用が高額になりやすいカスタムです。そのため、費用をかけたものの、乗り心地の改善や乗り物酔いしにくいブレーキングにならない可能性があります。

では、費用をかけずに乗り心地の改善や乗り物酔いしにくいブレーキングにする方法はないのでしょうか。

手頃な価格で乗り心地を良くするソフトウェアのアップグレード

なめらかブレーキ.jpg

ブレーキのパッドやブレーキディスクなどの交換およびブレーキの強化をせずに乗り心地が良いブレーキングや乗り物酔いしにくいブレーキをかけたいときは、TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYにラインアップされているブレーキの制御を書き換える「なめらかブレーキ」がおすすめです。

滑らかブレーキは、ソフトウェアの書き換えによって、ブレーキの制動力の配分を最適化するアップグレードメニューとなっています。

一般的なクルマは、フロントブレーキのサイズが大きく、リアブレーキのサイズが小さいケースが多いです。つまり、フロントブレーキの効きがよく、リアブレーキの効きはフロントよりも弱いことが多いということです。

>>なめらかブレーキの詳細はこちら

制動距離の違い.jpg

TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの「なめらかブレーキ」は、この一般的な制御(フロントブレーキが強く、リアブレーキが弱い)を変更し、リアブレーキの効きを強くするというソフトウェアアップグレードです。そのため、ピッチングが最小限に抑えられるだけでなく、制動距離もわずかに短くなります

 

なめらかブレーキ

TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの「なめらかブレーキ」は、19,800円(税込)でブレーキの制御を変更できるアップグレードです。また、メーカー保証が付帯するトヨタ純正アップグレード(カスタム)となるため安心して施工できます。加えて、なめらかブレーキが不要の場合は機能をキャンセルすることも可能です。

 

商品の詳細については以下のボタンから商品ページをご覧ください。

詳しくはこちらボタン

 

30系アルファードの乗り心地を良くしたいときはトヨタ公式アップグレードを試してみよう

30系アルファード(後期型).jpg

 

30系アルファード・ヴェルファイアのブレーキをかけたときのピッチング(クルマの前後方向への動き)を改善し、乗り心地を良くしたり、乗り物酔いしにくくしたりしたいときは、ブレーキパッドやブレーキディスクの交換やブレーキの強化をする前に、トヨタ公式のカスタムメニュー「なめらかブレーキ」の施工を検討してみてください。

TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの「なめらかブレーキ」は、ソフトウェアを書き換えることでブレーキの制御を変更して安定したブレーキングを実現するだけでなく、制動距離もわずかに短くなるアップグレードです。そのため、ブレーキが強化されたように感じることができるメニューとなっています。

ぜひ、この機会にTOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの「なめらかブレーキ」を試してみてはいかがでしょうか。

TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYとは?

8_30系アルファード(インテリア).jpg

TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYは、装備・機能のアップグレード・後付けを提供しているメーカー(トヨタ)公式サービスです。メーカーオプションパーツや年次改良などでバージョンアップされたパーツや機能の後付け・アップグレードをすることができます。

申し込み方法は、TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYのホームページから車種を選択し、商品を絞り込み、適合確認をして、持ち込み店舗と施工日を選ぶという4ステップです。いつでも簡単に申し込みできます。

また、TOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYは、クルマのサブスク「KINTO」のオーナーだけでなく、他の方法で購入したオーナーも受けられるサービスとなっているため、トヨタ車オーナーであれば誰でも利用可能です。

30系アルファード・ヴェルファイアのメニューは、「なめらかブレーキ」の他に、「クイックドア」や「士別フィン」などがあります。詳しくは、30系アルファード・ヴェルファイアのラインアップをご覧ください。

所有しているトヨタ車の機能や装備の後付け・アップグレードをしたいと考えているときは、メーカー純正パーツを使用し、メーカー保証も付帯するTOYOTA UPGRADE Selections by KINTO FACTORYの利用を検討してみてください。

>>なめらかブレーキの詳細はこちら

Share: